B5版、1000枚以上におよぶ大型時刻表1冊には、いったいいくつの文字が入っているのでしょうか?
東海道新幹線が開業した昭和39年(1964年)に交通公社(当時)で発行されていた大型・小型時刻表をあわせて約320万字分の活字が計算上使われていたそうです。
実際に数えた人がいます。
昭和47年(1972年)の朝日新聞「天声人語」によると10ヶ月かかって大型時刻表1冊に掲載されている数字を数え、149万3545字(駅名を除く)という答えを出しています。
実際に「JTB時刻表」で計算した某雑誌によると、駅名も含めて約533万2000字あるそうです。
イタリア旅行でのとっておきの写真ー5- ベネチュア
現在の大型時刻表は、厚さ約3cm、重さが1Kg近くもあり、とても旅先に持ち歩くのには困難で、電話帳、住宅情報誌などと肩を並べる分厚い雑誌の代表格となっています。
昭和20年(1945年)にはB3サイズの紙1枚だったことを考えると、まさに驚異的な成長を遂げたことになります。