徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

関西弁も色々・・・・

2007年03月07日 09時37分09秒 | 独り言・社会・ニュース

関西弁と一口にいっても地域によって、色々な言葉が使われています。
「来ない」ということを京都人は「きーへん」
大阪人は「けーへん」、神戸人は「こーへん」といいます。

また「雨が降っている」ことを京都人は「雨降ってる」、大阪人は「雨降っとる」、神戸人は「雨降っとう」と言います。
同じ関西弁でも、京都、大阪、神戸では微妙な違いがあります。

 
  
イタリア旅行でのとっておきの写真ー4- 
   ミケランジェロ広場からフイレンツエ旧市街地を望む

京都人は「大阪弁」を「がさつで汚い」と嫌えば、大阪人は「京都弁」を「上品ぶってる」とけなしています。
京都人と大阪人は「神戸弁」は「歴史が浅く、近辺の言葉が混じっている」と下に見ています。

実際、京都や大阪に比べると、明治以降に発展した神戸の言葉は、姫路方面の「播州弁」などの影響を受けています。
大阪弁にしても昔ながらの「船場弁」とアクの強い「摂津弁」、さらに乱暴な「河内弁」ではそれぞれ随分と異なります。

京都弁にしても「京言葉」と北部の「ちゃった弁」とはかなり異なります。
関西弁の範囲内に入るとされている滋賀県の「近江弁」は京都弁に近いが、岐阜県に近い地域では「東海弁」のアクセントが使われています。
「奈良弁」は、京阪神のアクセントながら「おとろしい(面倒くさい)」とか「まわりする(準備する)」「もむない(おいしくない)」など古い言葉がたくさんと残っています。

このように、関東方面からみると「関西弁」は益々分かりにくいものとなっています。
が最近は、この「関西弁」も地域を越えて広く話されて、お年寄りの言葉となってきているようです