徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

京の国宝と名庭園をたずねてーその1-

2007年03月13日 12時28分09秒 | 旅行・観光

昨日、京都観光バス特別コースのうち”京の国宝と名庭園をたずねて”に参加しました。
3月に入って暖かい日が続いていたのですが、この2,3日は寒さがもどり、特に昨日は雪もちらほらした中、京都の底冷えが身に凍みる一日でした。

最初に訪れたのは東福寺にある龍吟庵。
ここは、東福寺本坊の東、慶長8年(1603年)に架けられた木造廊橋「エン月橋」(重文)を渡ったところにあります。

  

方丈(国宝)は1387年に建てられた柿葺入母屋造りの優美なもので、現存する方丈建物としては日本最古とされ、書院造りに寝殿造りの手法が加わる特徴的な建物で、足利義満の筆になる「龍吟庵」の額が掲げられています。

方丈に隣接する表門と庫裡は、桃山時代の建物で重要文化財にしていされています。

  
  西庭・・・龍の頭が黒雲の中から    方丈から西庭を見ています。

庭園は、東、南、西の三方向に配され、いずれも枯山水庭園となっており、特に西庭はが海中から黒雲を得て昇天する姿を石組によって構成され、見る人の頭の中で龍が動いているように見えたのは、僕だけではないようです。
明日は、東寺の五重塔の中を紹介します。ただし、内部は写真が撮れません。
普段は入れないところに入れたということよりも、360年前の姿がそのまま残っていることに感激しました。