3月27日 午前10時半ごろ大阪城公園 西の丸庭園のソメイヨシノの標本木に5輪以上の花が咲いてることを確認したと、気象庁が発表しました。 昨年より3日早い開花宣言です。
大阪城 西の丸の標本木
先般、桜の開花基準は、2、3月の最高気温の累計600度が開花の目途であるということを述べました。
26日(昨日)までの1,2月の最高気温の合計は、647.5度でした。
2月の合計は255.6度、で3月は26日までで367.2度でした。
つまり、600度を約2日分超えており、ちょうどにはなりませんでした。
これは、3月の初旬は、例年より低く、中頃は、ほぼ平均気温に近かったのですが、20日過ぎから極端に例年より気温があがり、600度を超えてしまいました。
神戸、京都は、まだ開花宣言をされていませんが、明日か、明後日ごろには開花宣言がなされると思います。
では、見ごろ、満開はいつになるのでしょうか。
開花から1週間程度先とのことですので、来週末までには、見ごろになると思います。
この標本木は全国に58本あるそうです。
でも、桜も老朽化して、周りと開花基準がずれてくることが生じる場合があるそうです。
そこで、この桜の標本木も変更されることがあるようです。
神戸の標本木は、灘区王子動物園内にあり、標本木として2002年から樹齢70年以上経っていることから新しい標本木は、樹齢35~40年で21年ぶりに変更されたそうです。
神戸の標本木(王子動物園 パンダ前)
それも、20年から比較観測をして、旧標本木と開花の時期の最も近い点が決め手としたそうです。
全国的に、今、桜の老朽化が問題となっています。桜の名所も植え替えの時期に来ているようです。
関西の主な桜の名所
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