各ペアの動きも相変わらずバラけており、何が強い通貨か見極めが難しい状況ですね。 強い通貨を買うというのは鉄則ですが、一方で弱い通貨を売るというのも鉄則。ベストは強い通貨の買&弱い通貨の売となるペアを見つけることです。
強い通貨が見つけにくい現状下で、弱い通貨探しから戦略を立てるのが昨今の流れに見えます。ドルは米国中間選挙までは強めに推移するというのは市場の一致に見えますが、単体で見る限り安心して買える通貨ではない気がしてなりません。
そう考えると、売る通貨としてベストに見えるのがユーロです。 ユーロドルの下落リスクは以前にも何度か触れましたが、対円での上昇は単にドル円で円安が進んだことが原因になっていることは言うまでもありません。たしかにこのペアは弱いもの同士の綱引き状態であり、だからこそここ数ヶ月の停滞相場につながっているものと理解しています。
「北」の問題が円の地政学的リスクとなり円安を助長していますが、ユーロ円を売るタイミングとしては、リスクを大きくとらずに期待が持てそうな位置関係となっています。もちろんけん引役は、ユーロドルの下割れであることは前提条件です。
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