外為ガイドブック☆FX取引の基礎や相場分析を解説…五里霧中の相場取引に一筋の光を

外為市場経験者の浅野敏郎が値動きに着目したチャート解説や個人的意見を綴る相場ブログ&用語集!

GBPNZD下放れ-注意散漫で機会を逃す

2013-02-15 01:47:02 |    -NZドル

少し前ですが、ポンドとキーウィのクロス取引を試す機会がありました。
結果はご存知の通り秒殺され、あえなく撤退となった訳ですが、当時のド底値となった1.8490まで売ってまでも試したかった下値ブレークが実際に発生しています。 

 

その後、1.8975までリバウンドしていますから、エントリーしたポイントは間違えたことになりますが、下落見通しだけを語っていれば、言う通りにことが運んでいます。
実際に取引を行うか否かでこうも景色が違って見えることから、エントリーやストップを明言しない漠然とした押し目買いや戻り売りという戦略概念が、どこまで実用的かどうかは疑わしい限りです。

教訓となったことは、気になる相場を見つけた場合、暫く付き合う必要があるということでした。逆に言えば、稀に見る程度の相場には手を出すなということなのかもしれません。
今回も、もし根気よく下放れを狙っていれば、最後の1.85割れに乗れた可能性はあり得ました。それを、2回の失敗で撤退してしまったからこそ、この動きを捉えることができず、結局2回の失敗を無駄な損失にしてしまったことになります。

私の場合、資金的な制限から複数の通貨に戦略を置くことができず、通貨選択に余裕がありません。その結果、一度ポジションができた通貨以外の動きを見ても意味が無いと考えてしまう点は、少ない資金による取引のデメリットだと実感しています。

ただ、自分を強く持っていない状態で余裕資金を持ってしまうと、ストップがやたらと深くなってしまい、成立した時に吹っ飛ばしてしまう資金額も多くなります。また複数の通貨ペアにオーダーを置いた場合は、一夜にして複数のポジションができてしまう可能性が高くなり、少ない値動きでも損失額を大きくしてしまうリスクが掛かるのは事実でしょう。

今日のところは、ハッキリ言って負け惜しみですかね、では。

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