こんにちは、
ビックリ仰天のドル売りとなった先週末の相場は最安値水準を維持したまま週を越えてきました。ここまでドルの売り気で週を引けたことから、週明けはドル売り方向へのギャップも覚悟していましたが、市場は思いのほか冷静な寄付きとなり、利食い優勢ともみられるドルの弱い買い戻しからスタートしています。
先週末の終値だけで執筆された本日分の朝イチ・チャートは週末のイベントリスクを含んでいませんが、今週は寄付きからここまで、概ね小動きとなっており、週末の判断は概ね引き継がれた格好です。
本日はユーロ円をピックアップします。
先週末はユーロ高・円高の動きとなり、ユーロ円は大きな動きは期待できないかに思えましたが、ユーロ高が勝った格好となってユーロ円は上昇しています。筆者のバイアスを考慮すると、ユーロドルが一層の急騰を見せると踏んでいるようです。
ただ、この100円を挟んだ水準は、今年6月に揉み合ったレンジの概ね中心値にあたり、円高、ユーロ高というお互いが足を引っ張り合う中で、このレンジを一気に上に抜くには、ユーロドルがそれこそ一気に1.3000を目指す急騰を見せないことにはなかなか難しいと考えます(ドル円78.00でユーロ円が101.60になるためにはユーロドルは1.3025)。
筆者の柳澤氏は、目先重要な下値サポートを第3サポートに置いていますが、浅野としては第4~第3サポート水準を買いゾーンとしてなるべく引きつけて買いを入れたい心境です。
ストップは第5サポート裏だと考えると、99.30あたりが具体的なエントリーの候補になりそうです。
まとめ:リミット買@第4~第3サポート、ストップ売@98.90
上値目標は第2~第3レジスタンスの間を決済ゾーンとします。
エントリーを99.30として40ポイントのロスリミットに対し、上値目標を101.00に想定して170ポイントのプロフィットですから、モデルとしては充分な取組となります。介入警戒感でドル円が現状を維持しても、ユーロドルの上値想定はなかなか難しそうな取組です。万が一、ドル円が78.00を割れるようなら下落に加速が付きかねず、そんな中でユーロ円で目標を達成するには、ユーロドルが更に上昇する必要があり、直ぐに上値目標を達成するのはますます難しい状況だと考えます。
ForexTVジャパン
浅野
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