山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

特別な場所・不思議な季節@会津駒ケ岳 日本百名山№26

2013-08-14 | 26会津駒ケ岳(夏)
会津駒ケ岳の
森の中の登山道に咲いている花は
地味なものが多く
エゾスズラン

ツルリンドウ

その他には
ソバナ
アクシバ
ツルアリドオシ
ギンリョウソウ
マイヅルソウ
アカモノ
など
少し前に新潟の山で見た花が
並びます。
駒の小屋を見上げる休憩スペースには
森の中とは違う花が咲いていました。
初めて見た
ツルコケモモ

尾瀬で見た
キンコウカ

ネバリノギラン

秋の月山で見たのは実だった
イワショウブ

<月山にて>

西吾妻山に少しだけ咲いていた
ミヤマリンドウ

この山にはたくさん咲いていました。
花の百名山に
タテヤマリンドウと書いてあるので
勘違いして
タテヤマリンドウと思っている
人が多いようです。
一般的ではありますが
この山のシンボルのように
たくさん咲いていた
イワイチョウ

チングルマ

足元に今咲いている花だけで
お腹いっぱいになりました。
元気を出してあと少し
駒の小屋を目指します。
小さい丘の先に見えました
駒の小屋

その先には
帰り道の登山者が
大勢写真を撮っていました。

先に進むと
木道の脇だけにコバイケイソウが咲き
周りは一面のみどり。

山小屋が見える風景は
どこかで見たようではあるが
何かのようだと形容しづらい
ここに来ないとわからない
特別な場所・不思議な季節
でありました。
たった1株だけの紫
ハクサンチドリ

ツボスミレ

が出迎えてくれるとすぐ
駒の小屋に到着です。

駒の大池
会津駒ケ岳山頂は
ガスって見えません。

登山口から2時間40分。
同行者はもう動けないと
泣きが入りました。
仕方ないので
最小限の荷物を持ち
90分で戻ると言い残し
会津駒ケ岳山頂・中門岳に
向かいます。
つづく


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