神楽ケ峰でのお出迎えは
モミジカラマツでした。
小さな白い花
夏には白い花が似合います。
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モミジカラマツに
背中を押してもらって
富士見坂を下ります。
途中の水場、雷清水は水量があり
おいしい水でした。
それにしても
この坂は帰り道がしんどそうです。
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鞍部を過ぎ
最後の登りの雲尾坂は
急登が続きます。
息を整えながら20分くらいでしょうか
急に道が平らになり
山頂湿原が広がります。
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さて
深田久弥さんが引用した
鈴木牧之さんが登頂したのは
更にさかのぼり
今から200年前です。
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絶頂に立ち
そのさま人の作りたる田のごとき中に
人の植えたる様に苗に似たる草生いたり。
苗代を半ば取り残したる様な所もあり。
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去年訪問した塩沢宿には
雁木のある街道として整備された通りがあり、
牧之通りと名づけられていました。
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木道はありますが、当時の姿が
そのまま残っているようです。
山頂のこの平坦さは、まさしく
田んぼではないでしょうか。
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1泊するのがおすすめらしいのですが、
強行軍の日帰りです。
山頂の標柱近くの休憩場所で
横になったら
うとうとしてしまいました。
疲れが睡魔に化けました。
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30分ほどして
風の寒さに目が覚めました。
静かな昼下がりでした。
<さざなみ>
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日本百名山の苗場山の挿入写真は
花畑のような頂上に
3人の登山者が映っています。
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今回は
花の時期から外れていたのか
まさしく田んぼ状態でした。
花の時期には
また別の楽しみが迎えてくれるでしょう。
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帰路は予想通り
富士見坂の登りは
きついものがありましたが、
いつものとおり
下山の道を淡々と
登山口である和田小屋目指して
下りました。
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和田小屋の窓から
男の子らしき人影が見え
外を眺めているようです。
*
ここから学校へ行くのに
どうしているのでしょうか?まさか
毎日歩いて通学ではないでしょう。
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気になりつつも、強行軍のため
休まずに駐車場まで下りました。
さすがに
いつもより疲れました。
end
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