山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

2度はない>越後駒ケ岳 日本百名山№4

2012-02-11 | 04越後駒ケ岳(夏・秋)
富士山を登り、
山登りに自信がついてきたので
新潟県内の日本百名山を登りたくなりました。
一番近いのが
越後三山のひとつ
越後駒ケ岳です。
標高2003m
* 
ガイドブックによれば
難易度もさほど高くないので
あまく見ていました。
高低差が一番少ない
枝折峠から登ることにしました。
高低差1286m
コース距離15km(往復)

枝折峠
(シオリトウゲと読みます)
まで
細い曲がりくねった山道を
ずいぶん長いこと運転して
やっと着きました。

 *
今日は
登山は久しぶりのO君と登ります。
経験はあるみたいなんですが、
久しぶりなので
体力的な心配がありました。
駐車場は広く
水洗トイレがあり、
その裏が登山口です。
登り始めは階段です。
30分ほどで
明神堂に到着しました。
明神峠と言われるところで
道が筋違いに
四方に向かっています。
昔の人は
この道を通って
どんな生活をしていたのでしょうか。
ここから先、小倉山までは、
眺めがいいんですが、
細かいアップダウンが続き、
距離も長く感じました。
 
一旦下り
登り返すと百草ノ池なんですが、
早くも
O君の脚が悲鳴をあげて、
その登り始めで脱落しました。
携帯電話がなんとか通じたので
ときどき現在位置を確認しながら
単独で
先を目指すことにしました。
 
百草ノ池からは笹が増え、
道は石が多くなります。

登り続けると
鎖のついた岩場がありました。
 
 
ここを登りきると駒の小屋に到着です。
ガイドブックにあったとおり
アンテナみたいな塔が目立ちます。
駒の小屋には休憩できるスペースがあり、
数人が休んでいました。
山頂も近いし、景色もよいので
ゆっくりしたいところですが、
O君が心配なので、
最小限の休息で
山頂を目指しました。
小屋から山頂までは一息です。
 
 
四方がすべて絶景です。
長い登りの疲労も癒されました。

八海山も目の前です。
 

名前のわからない山野草
 
下山は来た道を戻るのですが、
O君が待っているので、
休みなしで下りました。
<お別れの駒ケ岳方面>
 
その結果
小倉山からの細かいアップダウンが
体力を奪います。
それでもなんとか
O君と明神堂で合流。
O君は
行きかう登山者に
心配され、どうしたのか聞かれ
居る場所がなかったようです。
そこからの20~30分、
特に、階段が
疲れた脚にきて、こたえました。
ガイドブックは
駒の小屋で泊まるコースになっています。
日帰りにはきびしい山でした。
もう1回登ることはなさそうです。
<所要時間>
登り4時間。
下り3時間半。
岩場に咲いた
オトギリソウ
1輪
 
end


コメントを投稿