山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

朝日岳☆古寺山⇒小朝日岳@日本百名山№53

2021-08-16 | 53朝日岳(夏)
古寺山からは雲に遮られることのない
朝日連峰が広がっていました。

左から、小朝日岳・大朝日岳・中岳

その右に、西朝日岳・竜門山

さらに、日暮沢小屋からのルートにある
ユウフン山が続いています。
雲が上がって来ない内にと
先を急ぎます。
少し下って、登り返しますが

小朝日岳は随分ととんがって見えます。
急登になると、足元には大きな石が現れ

更に歩きにくくなります。
古寺山から30分ほどで巻き道分岐となり


風雪に耐えた証として
横向きに枝を伸ばす樹を愛で

傾斜が緩むと、小朝日岳山頂です。

古寺山から40分かかりました。
カメラの温度計は31℃を指し
日影がなく、暑いのですが
絶景をカメラに収めて、小休止です。
登山道は
歩きやすくなっているかもしれませんが
ほとんど人工物のない山の連なりは
日本百名山執筆の頃と変わらぬ
原始的なおもかげを残していると思います。

東から少し雲が上がってきましたが
竜門山の先に、朝日連峰の北部
寒江山から以東岳が見えました。

2度と見ることがないかもしれない
これらの山の名前は地図で調べました。
小朝日岳から見える山のネット情報は
ほとんどなくて
間違えていたらお知らせいただくと
ありがたいです。
暑くてだいぶペースが落ちてきたので
休憩中に
登山口近くで追い抜いた単独の登山者に
追いつかれました。
大朝日岳の方から
避難小屋に泊まった人だと思われる
元気満タンの2名が
鳥原山に下りていきました。
小朝日岳の巻き道は
帰りに使うとかなりの上りとなります。
その上、小刻みにアップダウンがあり
疲れた体には堪えました。
ちょっと愚痴らせてもらいました。
つづく