山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

明神岳・徳沢園☆昭和35年8月の旅

2020-01-04 | 昭和時代の記録
何故か
いつも写真に出てくる明神岳。

岳沢を取り囲む人気の山々の中で
2931mもあるのに
穂高の名がつかず
正式な登山道すらなく
かわいそうな山です。
徳沢にある
徳沢園

昭和31年、朝日新聞に連載開始となった
井上靖の小説「氷壁」に登場する山の宿
平成5年に現在の建物に改築とあったが
外見は昭和35年とほとんど変わらない。

(上高地のホームページより)
明治時代に牧場から始まり
現在はテント場を併設する
ユニークな山の宿です。
大部屋にはカプセルルームも
あるそうです。
写真に撮っている宿は
行程上の宿泊地に適しており
ここにも泊まったと思われます。
横尾橋

昔のつり橋は皆同じような構造で
どこの橋か悩みます。
行程上の順番と
川幅、対岸の風景から
横尾橋としました。
真ん中あたりでは揺れが大きいのか
一人が立ち止まっています。

ザックが横に広く
荷物の出し入れにはよさそうですが
狭い山道では引っ掛かって危なそう。
ピッケルも大きくて重い。
現在の軽量化された装備が
ありがたいです。
つづく