山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

砂防新道を甚ノ助避難小屋まで@白山 日本百名山№38

2016-09-09 | 38白山(夏)
630・別当出合
吊り橋を渡ると道が二つに分かれます。
左に曲がれば観光新道、
まっすぐが砂防新道です。
初めての山の上りは
最短ルートを選択すれば
後悔することはありません。
他の皆さんと同じく砂防新道に進みます。

足元は
最初から石がゴロゴロした道で、

進むにつれて
石畳や石の階段となり
ほぼ一定の勾配で
踏み出す一歩の高さも小さく
小学生を連れ来ても
手をとられる場面は少ないでしょう。

ただ、下りでは
踏み代の長さが不足するところもあり
更に、雨で濡れている場合には
慎重に歩を進めなければなりません。
登山道に標柱は適度にあり
次の経由地までの距離が表示されています。
リコーのカメラはマクロでないと
ピントが合わなくなってきました。
710・中

登山口からわずかな距離ですが
立派なトイレがありました。
女性に優しい山のようです。
広場の奥から
砂防工事の様子が一望できます。

再び、広葉樹の中を
一定の傾斜の登山道を進みます。
登山道の整備に使う石が
丸みを帯びて庭石のような
階段もあります。

750・別当覗(のぞき)

別当谷の大崩れの左上に
観光新道の別当坂分岐付近が
見えました。
かなりの傾斜があります。
帰り道は観光新道にしようと
考えていましたが
再検討することにします。
日陰では気の早い紅葉も見えますが

赤い実が目立つものの
まだ夏山の広葉樹林の中です。


曲がりくねった樹を超えると
背の高い樹が減って
視界が明るくなりました。
 


830・甚之助避難小屋

登山口から2:30かかりました。
標準タイムは2:50くらいですから
まずまずのペースです。

この先は背の高い樹木が少ないようで
青い空が広く

甚ノ助谷も見下ろせますので
爽快です。
ベンチに腰を下ろして
朝ごはんのサンドイッチを食べました。
つづく