山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

紅葉が終わりでも行きたくなる☆二王子岳@新潟百名山№8+

2014-11-10 | 〇新潟100名山(下越)
二王子岳に
初めて登ったのは3年前の初夏
まだコンパクトデジカメを使っていた頃で
ブログも始めていなかったので
淡白な写真ばかりでした。
山の紅葉は終わりかけていましたが
晴れて暖かかったので
急に思い立って
出かけることにしました。
日本二百名山で
標高1420.1mにしては
登山道の高低差は1200mもあり
登り応えのある山です。
稲刈りの終わった田んぼ越しに見る
その山容は
福島の東吾妻山のように
ゆったりと広がっているのですが。

家を出るのが遅い時間だったので
駐車場はほぼ満車でした。
登山開始は10:40

杉林の中を緩やかに登る沢沿いの登山道は
聖域に入ったような
ひんやりとした空気に包まれます。
20分ほどで急登が始まり
ほぼ落葉した広葉樹が見えると
このすぐ上が1合目の道標です。

道標はほぼ15~20分ごとに現れ
ペース配分に役立ちます。
急な上りが続く登山道は
進むにつれてブナ林となり
杉の緑から秋色の景色に変わる
コントラストに癒されます。

所々に大きな石があり
2合目のすぐ下の神子石は
上から見ると右向きの亀に見えました。

2合目にも水場があり
山を覆う林が貯水池になっているようです。
早くも
下りてくる人にすれ違います。
一王子神社を過ぎるとすぐ
3合目の避難所・水場があり
登山口からちょうど1時間たったので
休憩することにしました。
最近は
ゆっくりとほとんど休まずに登ることで
疲れがたまるようなので
この日は1時間に5分の小休止を
入れてみることにしたのですが
後続の登山者が来て
話をしていたら
10分休憩になってしまいました。
山で会う人は
よくしゃべる人と
あまりしゃべらない人に
大きく二分されます。
悪い人はいません。

林の中の急な登山道は
さらに続き
独標・定高山と呼ばれる5合目には
休憩できるスペースがありますが
展望はありません。

下山中の2名が
随分疲れたようすで
休んでいらっしゃいました。
つづく