山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

日本三百名山 粟ケ岳@新潟百名山№5

2012-06-23 | 〇新潟100名山(下越)
中越の平野から
粟ケ岳の山頂は
ピークが3つあるように見えます。  
 
弥彦山の登山客の話には
よく
粟ケ岳と浅草岳の話が出てきます。
近くですから
行かない訳にはいきません。
標高1292.7m
登山道の高低差
1100m
行程の標準時間 4:30
標高の割りに高低差があり
特に登りが
厳しい山でした。
登ったのは
数年前の5月の連休です。
かなり前のことで
記憶があいまいですが
少ない写真を見ながら
振り返ります。

加茂市の水源地のダムにある
駐車場から出発しました。
ダムを渡り、湖沿いに少し歩くと
登山口があります。
中腹までは
森の中を進みます。
登るのが遅いわけではないのですが、
まだ登山シーズンには早いのか
ひとりも追いつかず、
逆に、何人かに追い越されてしまいました。
この山はとてつもなく
速い人ばかりが来るようです。
ときどき展望が開け撮った写真が
弥彦山と角田山
その奥にうっすらと佐渡

山頂方向  

登山道は整備されていますが、
6合目付近に
三段はしご

鎖場があります。
特に鎖場は高度感があって
まだ初心者でしたから
恐怖感がありました。

7合目にはヒュッテがあり、
ここからは尾根道を
景色を眺めながら進みます。
帰り道にこの辺で
木の芽を摘んでいる人がいました。
話を聞くと
天ぷらにするとうまい
山菜だそうです。
一つ分けていただき
匂いをかぐと
そのことばに納得しました。
進むに連れて
高度が上がったので
登山道に想像以上の残雪があり、
近所だからと甘く見て
ローカットの靴で登ったのですが、
ぬかるみに往生しました。
山頂手前の残雪は
まだ冬という感じでした。

ここから10分ほどで
山頂に到着。

日本三百名山ですが
ローカルな感じの標柱です。
景色は最高なのですが、
山の名前がわかりません。
とりあえず
遠くに
真白き飯豊連峰  

間近に見える
弓なりの守門岳  

季節がまだ早かったのか
花の写真は1枚もありません。
疲れだけが
記憶に残っています。
大雨の被害からは復旧したようですが、
もう一度行くかは
悩ましいところです。
三条市下田からの
北五百川コースが残っているのですが・・・
end