山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

春の花in弥彦山2012-5

2012-05-09 | 弥彦山の足跡 5月
5月に入ると
新緑が山を覆います。
登山道の両脇にあったお花畑も
見慣れた緑に覆われ、
ほとんどの緑の中にときどき
華やかさのある花という
普段の姿に戻ります。
先日は
シャガのあでやかさが
目立っていました。
それでは弥彦山の春の花
続きをご覧ください。
イチリンソウ
キンポウゲ科の多年草
ニリンソウより大きく、数が少ないようです。

チゴユリ
ユリ科の小型の多年草
東アジアの温帯に分布する。
今たくさん咲いています。

ナルコユリ
ユリ科の多年草
チゴユリより大きいのですが、
まだ花には早いようです。

ホウチャクソウ
ユリ科の多年草
花はほとんど開かない。

アマドコロ
ユリ科の多年草
葉脈につく花の数が多いのが
ホウチャクソウとの違い。

エチゴキジムシロ
バラ科の多年草
花や葉からイチゴを連想させる。
6合目付近にたくさん咲いていました。

クルマバソウ
アカネ科の多年草
夏に茎頂に花序を生じ
白色漏斗状花冠の径3mmほどの小花をつける。

*

ヒロハテンナンショウ
サトイモ科
花は
葉柄の上部から抜き出すようにしてつき
特徴のある仏炎包と
それに包まれた肉穂花序がある。

ユリ科の花が多くなりました。
まだ撮った写真はあるのですが、
それはまた後日にいたしましょう。
end