Fukunosukeです。
大阪の隣の福島。福島はグルメタウンってのはIzolaさんに教わりました。
その福島の炭火割烹いしい。鳥匠いし井という有名な焼き鳥屋さんが経営するお料理屋さんなんだそうです。
カウンター形式の板前割烹という感じ。この日は平日の昼だったため客は我々だけでした。思いがけず貸切です。なんか申し訳ない。
贅沢な気分です。
厨房の奥では炭焼き担当が寡黙に炭と向き合っています。花板はカウンターで調理しつつ接客。
先付はくみ上げ湯葉、ホタテ、ウドのスライスを桜に見立てています。
鰆の棒寿司。脂がのった鰆で美味しかったです。
鰹節がドカッと出てきましたよ。
昆布と合わせて出汁をとります。うわあ。目の前でそんなことされたら鼻血出ちゃう。
蛤の真丈、ウルイのお椀。おいしいに決まっています。
マグロと鯛。鯛は二見鯛というのだそうです。明石の二見港で揚がった明石の鯛です。
大将に「鯛がおいしい」と言ったら、やおら別の鯛をおろし始めました。デカい鯛です。
「今日届いた長崎の鯛です。全然味が違うので一切れどうぞ」と振舞ってくださいました。ホントに全然違う味でした。
鳥取の万葉牛だそうです。上に乗っているのは炭で炙ったセリ。この組み合わせ大変おいしい。
金目鯛。ぐじに負けない美味しさでした。
お豆腐は生野の高野というお店の豆腐で、おいしい豆腐で有名なんだそう。
マリネして低温調理したスッポンを炭火で炙ったもの。スッポンのこういう食べ方は初めてでしたが抜群に美味しかったです。
ご飯は朝どれ筍のご飯。
幸せな気分になります。
鰻のかば焼き、なのかな。不思議なことに開かず丸のまま骨を抜いています。味は抜群に美味しかったです。これを3つ4つご飯に乗せたうな丼を食べてみたい。
食後のコーヒーはエルメスのカップでした。
美味しかったです。
食後大将とお話ししていて分かったのですが、京都桜田で修業した方で、なんと穏座(与志福)の高橋シェフのおとうと弟子にあたる方なのだそう。たまたまhiyokoが見つけてお伺いしたお店でしたが、なかなかいいお店でした。