ヤスジロウのdiary ♪

未だみぬ過去を探し求めたい

荒島岳 ~ヒメマチ稜~ 2021

2021-03-22 | 山登り

21・3・22 Mon 

先日の犀滝の山行につづいてその第二回目となる今回の山行は荒島岳ヒメ
マチ稜です。前回と同じメンバーで勝原登山口に五時半に集合したものの、
生憎の雨天で雨が止むのを20分間程待ってから出発(6:06)。

 

 

 

雪解けの進んだ登山道を辿ってシャクナゲ平(7:50)へ。装備を整えて
ここから小ワサビ谷に沿ってヒメマチ稜の取り付きへと下ってゆきます。
十数年ぶりの再訪もあってか勘の鈍りを感じる場面も多々ありましたが、
一方で大ワサビ谷や極楽谷を俯瞰する景色等に僕は懐かしいさでいっぱ
いになりました

 

 

 

ヒメマチ稜へは雪の詰まった正面のルンゼから取り付く(8:50)ことに
しました。急な斜度ですが、ここからコンテで登って稜上に出ることに
します。

 

 

 

ルンゼ内に入ると思いのほか積雪が堅く締まっていたので念のため、
途中に支点を取りながら同時で登りました。稜線に上がる直前の立
ち上がり部のところで積雪は切れて、そこは隔時で。つづく岩肌と
樹木を掴んで攀じ登りました。とはいえ、それなりに快適な登りで
すよ♪

 

 

 

、、、予想はしていましたが、
、、、シャクナゲの激藪を掻き分けて稜上を空中散歩です、、、

 

 

 

悪戦苦闘しながら激藪を漕いで進んでゆくと、次第に稜線上の積雪が
繋がるようになってきました。

 

 

 

おやこの山容と雰囲気は、もしやヒメマチピーク・1254mでは⁉
念のため地図で現在地を確認しました (10:46)。

 

 

 

ヒメマチピークを過ぎた処でようやくカッコイイ雪尾根を味わうことが
出来るようになってきました。今回の雪尾根の状況は賞味期限が切れて
久しい感じですが、それでもそれなりに心地よい緊張感を味わえました。

 

 

 

あぁ、晴れていあたらどんなに良い景色であったろうか、
それとも見えない方がよかったろうか。

 

 

 

鎌ノ尾と呼ばれる雪稜のナイフリッジを越えると旧下山コースの南稜に
出ます(10:30)。ここからはご覧のような降雪をまとった笹藪を漕いで
山頂を目指して進んでゆきました。

 

 

 

誰もいない、静かな荒島岳山頂着(12:02)。

寒い山頂で写真を撮ったら、そそくさと勝原登山口へと下山(14:12)
しました。今回もまた登山口へと下りてきた頃になってから青空が広
がり始めてきました。

ヒメマチ稜の雪稜を味わう季節が過ぎて久しい内容でしたが、それで
でもこうして皆との山行ができてよかったです。次は冬季のヒメマチ
稜に挑戦できたらとそう思うのでした




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