○外山雄三 管弦楽のためのラプソディ
○Ary Barroso ブラジルの水彩画
○水野修孝 「ビートリズムの変容」より「鼓動」
○ガーシュイン 「ガイーヌ」より「剣の舞」
○シベリウス アンダンテ・フェスティーヴォ
○松下功 和太鼓協奏曲「飛天遊」
○八丈島太鼓囃子/林英哲 太鼓打つ子ら(アンコール)
林英哲(太鼓)、植松透(パーカッション)、岩村力/群馬交響楽団
和太鼓の林英哲さんとパーカッショニストの植松透を招いての演奏会。テーマは「轟」。
今日の印象をキーワードに表すと、「男」、「忍耐」、「力の限り」、「熱」、「昇華」という感じでしょうか?
鼓動と飛天遊ではまさにこの感じでした。耐えに耐え、力の限り振り絞って打ち込む、限界まで打ち込む、それでもまだまだ打ち込む。その熱気が伝わってくる演奏でした。
鼓動では、和太鼓とティンパニの音の違いがよくわかりました。こうして聴くとティンパニはどこか金属的、機械的に感じてしまいました。
ブラジルの水彩画では、観客もリズムを手拍子、足拍子などて参加、足拍子は膝に鞄を乗せてあるのでやりにくかったです。おかげで調子がくるってしまい・・・(などと言い訳)
剣の舞は相変わらず騒々しい曲と思いました。でも素晴らしい演奏でした。
アンダンテ・・・は過去にアンコールで何回か聴いた曲ですが、新世界の4楽章のパクリといつも思ってしまいます。
最後のアンコール曲は素晴らしかったです。林さんが太鼓を打ちながらお歌いになり、とてもしんみりさせられました。
外山さんの曲は以前にも聴いた曲ですが、有名な日本の曲を繋ぎ合わせた曲という感じです。
(ベイシア文化ホール)