○モーツァルト ピアノ協奏曲第19番 小川典子(Pf)、高関健/群馬交響楽団 2008年7月19日(ライヴ)
○ブルックナー 交響曲第5番 高関健/群馬交響楽団 2008年7月19日(ライヴ)
群響447回定期のFM放送をエアチェックしたもの。
ブルックナーの5番は、ヨッフムが晩年にアムステルダム・コンセルトヘボウを指揮したものを10年くらい前に購入して、何回か聴きましたが、混とんとしていて、曲の良さが理解できないままおクラ入りしていました。
そんな状態で定期を聴いたものですから、2楽章がかなり長く感じ、不覚にも途中から記憶にありませんでした。FM放送で聴いて初めて美しい曲とわかりました。終楽章は、壮大かつ堂々としていて、とても力のこもった演奏です。
モーツァルトの協奏曲は、ハスキルのように自然で流れるような感じは乏しいですが、一音一音くっきりとアクセントをつけており、これはこれで大変好感の持てる演奏です。