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フリッチャイ同曲異演、同演異盤 その52

2024-07-31 12:07:46 | フリッチャイ
○ビゼー 「カルメン」から「闘牛士の歌」
セッション録音が3種あります。
(1) メッテルニヒ(Br)、ベルリン放送交響楽団・RIAS室内合唱団 1957年1月18~22日(セッション録音、DG)(M)
(ジャケットはPREISERが初めてCD化したときのもの)

(2) メッテルニヒ(Br)、バイエルン州立歌劇場管弦楽団・合唱団 1958年1月6~12日(セッション録音、DG)(S)

(3) フィッシャー=ディースカウ(Br)、ベルリン放送交響楽団・RIAS室内合唱団 1961年4月17~21日(セッション録音、DG)(S)


演奏時間
 (1) 4’42
 (2) 4’33
 (3) 4’24(末尾の3人の女声が加わる部分はカットされている)

演奏について
やはりフィッシャー=ディースカウはとても威厳に満ちていて、ランクが一つ上り歌唱と思います。しかし、末尾の女声が加わる部分がカットされているのは残念です。メッテルニヒは(1)が良いです。(2)は後半の音を長く伸ばすところがちょっと品がない感じになっていて、私は好きではありません。オーケストラは、ベルリン放送交響楽団の(1)、(3)が洗練されていると思いますが、粗削りながら(2)の熱い演奏も捨てがたいです。なお、(3)はフランス語、(1)、(2)はドイツ語による歌唱です。
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