My Favorite

信越線住民の好きなもの~フリッチャイ、鉄道・・・

今日聴いた曲

2023-01-29 16:44:23 | フリッチャイ
○シューベルト 「ロザムンデ」バレエ音楽第2番 1953年12月20日
○ロッシーニ 「ブルスキーノ氏」序曲 1953年12月6日
○ベルリオーズ 「ファウストの劫罰」から 1953年12月6日
  「鬼火のメヌエット」、「ラコッツィ行進曲」
○チャイコフスキー 「くるみ割り人形」組曲から 1953年12月20日
  「行進曲」、「中国の踊り」、「葦笛の踊り」、「ロシアの踊り(トレパック)」
○J.シュトラウス 「皇帝円舞曲」 1953年12月20日
○J.シュトラウス 「トリッチ・トラッチ・ポルカ」 1953年12月20日
○J.シュトラウス 「ウィーン気質」 1953年12月6日
○J.シュトラウス 「こうもり」序曲 1953年11月29日
○スメタナ 「モルダウ」 1953年12月6日
 全て フリッチャイ/サンフランシスコ交響楽団(放送録音)

昨年、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番第1楽章発売に続く、サンフランシスコ交響楽団との演奏の2種目のCD。前回のベートーヴェンが出るまではこのオーケストラと演奏した曲の録音は知られておらず、前回同様、大変貴重なものです。
これらの曲は、ウォーメモリアル・オペラハウスで行われた観客を入れてのラジオ放送用の録音です。
「ロザムンデ」、「鬼火のワルツ」、「くるみ割り人形」からの4曲は、フリッチャイの初出となる曲です。
「ブルスキーノ氏」は2種目、「ラコッツィ行進曲」は3種目、「皇帝円舞曲」は3種目、「トリッチ・トラッチ・ポルカ」は5種目、「ウィーン気質」は3種目、「こうもり」は5種目、そして「モルダウ」は4種目の音源となります。
どの曲も、活力に満ちたメリハリの効いた演奏です。オーケストラのピッチが少し高いように思えます。また、アクセントが強めのオーボエの音色が独特です。
「こうもり」序曲が、早いテンポでぐいぐい引っ張っていく演奏で、これらの中では一番良いと思いました。1951年2月のRIAS交響楽団のライヴ盤と似ていて、そのより音質の良い録音という感じです。
その他のJ.シュトラウスも素晴らしいですが、「トリッチ・トラッチ・ボルカ」はベルリン放送交響楽団とのスタジオ録音やRIAS交響楽団とのスタジオ録音、放送録音、ライヴ録音と比べると若干精緻さに欠けるように感じます。
「モルダウ」は、同年、ベルリン・フィルとDGに録音した演奏とよく似ています。
コメント
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