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信越線住民の好きなもの~フリッチャイ、鉄道・・・

今日聴いた曲

2019-10-23 22:18:51 | フリッチャイ
○リーバーマン 「レオノーレ40/45」オペラ組曲 フリッチャイ/バイエルン放送交響楽団 1952年11月21日(ライヴ)
○アイネム 「瞑想」 フリッチャイ/RIAS交響楽団 1955年10月8日(ライヴ)

リーバーマンの曲は、1952年3月に初演されたオペラ・セミセリア「レオノーレ40/45」の組曲です。
このオペラは、ウィキペディアによると1939年から1947年、ドイツとフランスを舞台としたプロローグと2幕からなる恋愛物のオペラで、レオノーレのタイトルは、プロローグで「フィデリオ」のラジオ放送を聴くという場面があるからで、40/45は、おそらく年代を表したたものと思われます。
フリッチャイは、この組曲をオペラ初演の年にミュンヘンで演奏したほか、翌1953年には、RIAS交響楽団の定期演奏会でも採り上げ、直後に放送用に録音しています。
曲は、序曲、スケルツォ・ジョコーソ、2幕前奏曲、スケルツォ・アジタート、カンツォーナ・フィナーレの5曲からなります。
2幕の前奏曲は、行進曲風で、途中、打楽器(大太鼓?)の打撃が続き、爆撃を思わせます。2曲のスケルツォは、名前と違い、抒情的な感じが印象的です。
12音音階により作曲されているとのことですが、とても聴きやすい曲です。

アイネムの「瞑想」は、ウィキペディア等での説明はないので1954年に作曲されたというほかは分かりません。全体は2曲からなります。
1955年は、フリッチャイがRIAS交響楽団の首席指揮者を辞任し、レベルが下がったと言われた時期ですが、この演奏は躍動感に満ちたとても充実した演奏と思います。

(10月24日修正)
レオノーレ40/45ですが、感想の曲順が一つづつズレていました。抒情的といったのは、第3曲の2幕前奏曲と5曲の前半のカンツォーナでした。スケルツォで抒情的というのはやはりなかったです。それと、行進曲風というのは、第4曲のスケルツォでした。すみませんでした。
コメント
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