○ブラームス 交響曲第4番 フルトヴェングラー/ベルリン・フィル 1943年12月15日(ライヴ)
1楽章がなんとも奔放な演奏。
ゆったり甘く濃厚な味付けで始まったと思えば、途中からドライヴがかかってくる。コーダでは、暴走と思えるほどのテンポでまくしたて、最後にぐっとテンポを落として締めくくる・・・そんなめまぐるしい変化に富んだ楽章です。そんな中、印象的なのは、提示の終わりのところの堂に入った重厚な和音、そして再現部に入る前の極端に遅いテンポで、ぞくぞくっとさせられます。
2楽章以降は、1楽章ほどではありませんが、やはりフルトヴェングラーはフルトヴェングラー。
1楽章がなんとも奔放な演奏。
ゆったり甘く濃厚な味付けで始まったと思えば、途中からドライヴがかかってくる。コーダでは、暴走と思えるほどのテンポでまくしたて、最後にぐっとテンポを落として締めくくる・・・そんなめまぐるしい変化に富んだ楽章です。そんな中、印象的なのは、提示の終わりのところの堂に入った重厚な和音、そして再現部に入る前の極端に遅いテンポで、ぞくぞくっとさせられます。
2楽章以降は、1楽章ほどではありませんが、やはりフルトヴェングラーはフルトヴェングラー。