○マーラー 「大地の歌」 フェリアー(S)、パツァーク(T)、ワルター/ウィーン・フィル 1952年5月14~16日
出だし、とても集中力の高い緊張感に満ちた演奏で、一気に引き込まれてしまいます。そして、聴き惚れてしまうような、よき時代の艶やかな弦、モノラル録音ですが、まったく気になりません。
「告別」でのオーボエ、そしてフェリアーの歌声は、悲しみ、はかなさが伝わってくるようです。
・・・GW中に、以前、とあるつながりで知り合いだった方の突然の訃報。同年代だけにとてもショックです。聞けば、長く闘病していたとのこと。時々、お顔を拝見することもあったのですが、そんな素振りも見せず・・・
~この曲に告別の想いを込めて~