教育のヒント by 本間勇人

身近な葛藤から世界の紛争まで、問題解決する創造的才能者が生まれる学びを探して

道徳教育のすすめ 横浜市教委

2009-03-11 04:40:07 | Weblog
道徳充実や日本史必修化盛り込み高校版学習指導要領策定/横浜(3月10日21時0分配信 カナロコ)によると、

横浜市教育委員会は十日、市立高校が教育課程を編成する際の基準となる「横浜市立高校版学習指導要領 総則」を発表した。道徳教育の充実や日本史の必修化、社会貢献を目的とした体験活動などが盛り込まれているのが特徴。二〇一〇年度から一部実施する。

市立高校で育てる生徒像として、(1)幅広い関心と知識を持つ「知」(2)礼節や人権感覚、協調性を身に付ける「徳」(3)健康で文化的な生活を創造する「体」(4)横浜を理解するとともに社会に向き合う「公」(5)歴史や文化への理解を深める「開」―の五点を柱に置く。

☆「道徳教育」の具体的なプログラムはないので、実に危うい。学校改善のための「第三者評価」を実践する学校も増やしていくということだが、評価者の見識や道徳観がバラバラのときはどうするのだろうか。

☆それに、道徳充実と日本史必修の連動は背景にはあるのだろうか?あるのだとしたらどんな関係?そこを明らかにしておかないと、危うい。

☆教育はすべてプログラムとして見える化しておかねば、当事者と評価者のあいだで理解のGAPが生まれるが、危ういのは、プログラム化していないから、どんなGAPがあるのか気づかないことだ。

☆リスク・マネジメント不可能な新学習指導要領という実態が見え隠れする。

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