教育のヒント by 本間勇人

身近な葛藤から世界の紛争まで、問題解決する創造的才能者が生まれる学びを探して

アイルランド政権交代 しかし

2011-02-27 07:19:52 | グローバリゼーション
☆朝日新聞(2011.2.27)によると、

アイルランド下院(定数166)の総選挙は26日、開票が始まった。公共放送RTEの出口調査によると、中道右派の最大野党、統一アイルランド党が第1党に躍進する見通しで、1997年以来の政権交代が確実な情勢だ。経済失政でEU(欧州連合)などからの救済を招いた与党共和党は惨敗が予想されている。ギリシャに始まったユーロ圏の財政危機を巡り、政権与党が野党に転落する初めての事例となりそうだ。

☆とはいえ、単独過半数は難しく労働党との連立の模索がカギらしい。

☆国内の政治が安定するかどうか。安定しなければ、

☆その影響はEUに波及する。

☆アイルランドは低い法人税を武器に海外企業を誘致し、90年代後半から急成長したが、バブル崩壊後、財政難。

☆EUとIMFが昨年11月、最大850億ユーロ(約9兆5千億円)の支援を決めた。

☆「新政権にとって、支援計画に基づいた経済財政の再建が最大の課題」だという。

☆しかし、それ以上にチュニジアから始まった北アフリカと中東の革命は、

☆EUに、いや日本も含めた先進諸国に

☆政治と経済の両面に重要な問いを投げかけるだろう。

☆ちょうど、75年前の2.26事件で暗殺された

☆高橋是清の経済理念が見直される時代かもしれない。
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自治体が学習塾開設

2011-02-21 15:47:45 | 教育政策
☆河北新報 2月21日(月)9時24分配信 によると、

宮城県大郷町は新年度、多賀城市などの民間学習塾3校に依頼し、同町内の小学4~6年生と中学生を対象とする「おおさと大志塾」を開設する。子どもの学力向上に力を入れる町が、学校教育の枠を超えて民間学習塾に協力を求めた。町や塾関係者によると、県内の市町村が主導して開く学習塾は初めて。おおさと大志塾では、小学4~6年生は国語と算数を学び、基礎的な学習の定着を図る。中学1、2年生は数学と英語、3年生は2教科に理科と社会が加わる。高校入試を見据えた勉強をする。

☆子どもたちの学力向上をサポートする塾は、受験主導の塾とは違うという明確な差異が認識されるようになると
よいのだが。

☆自治体の予算負担はない。受講生は、授業料やテキスト代はかかるが、テナント料が含まれないから、少しは安いだろう。

☆廃校になった学校などは、

☆今後どんどんこのような使われ方をするのだろうか。

☆それはそれでよいことではあるが、21世紀型学力のためのサポート塾だと

☆もっと未来性があるのだが・・・。
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景気対策から現場の活力へ

2011-02-15 09:03:54 | 
デフレの正体 経済は「人口の波」で動く (角川oneテーマ21)
藻谷 浩介
角川書店(角川グループパブリッシング)


☆いくら景気対策を頼みにしても

☆現場で生活している国民・市民の懐は

☆あたたかくならないのはなぜか?

☆もはや少子高齢、生産年齢人口減少の流れは止められない。

☆であれば、GDP競争はやめ、

☆1人ひとりの生活の質をあげることにより、

☆豊かな生活空間演出をしよう。

☆そこに内需が生まれ、

☆外国人がその空間めがけてやってくる。

☆豊かな生活空間は、インフラからエクステリア、インテリアまで

☆デザインの市場経済が豊かになり、内需が膨らむ。

☆それが、ネットによって国外にも販売できるようになる。

☆1人ひとりの生活空間ブランドこそ輸出も内需も豊かにするのだ。

☆しかし、GDPは日本の人口の10倍以上の国々に勝てるはずはない。

☆それでよいのだ。

☆そうそう、ただし、その1人ひとりの人間ブランドとしては、

☆草莽崛起(そうもうくっき)の人であれとは、なかなか厳しい。
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無前提の優秀も強さもあるのか?

2011-02-02 09:18:18 | 教育政策
完全な人間を目指さなくてもよい理由-遺伝子操作とエンハンスメントの倫理-
マイケル・J・サンデル
ナカニシヤ出版


☆生命倫理の問題が、

☆その出発点である

☆遺伝子工学や医療現場だけではなく、

☆広く経済の問題やなんといっても国家権力の問題、

☆そして教育の問題など全体にかかわる問題であることを

☆改めて気づかせてくる重要な書。

☆学力向上!

☆健康生活!

☆富国強兵!

☆殖産興業!

☆勝ち組負け組!

☆GDP競争!

☆などなどには、

☆アウシュビッツに象徴される

☆優生学の恐怖が前提としてある。

☆この優生学的発想なき優秀・強さであれば

☆ひと安心であるが、

☆もしもその前提があるとしたら、

☆それはチェックをいれなければならない。

☆ヨーロッパ中で、ナチスがつくった

☆強制収容所を復元し、

☆記念館にし、

☆その恐ろしさを決して忘れないという

☆動きがある。

☆その復元・公開の過程で、

☆連合国側も加担せざるを得なかった

☆葛藤も明らかになってきている。

☆ホロコーストは、ナチスだけの問題ではない。

☆いやアウシュビッツの幻影は、常に私たちの身近な世界に

☆忍び寄っている可能性がある。

☆これをチェックする批判的思考力。

☆同じ学力向上でも、前提が違うではないか。

☆前提。それは拠って立つ基準である。

☆その基準が正義であるか否か?

☆なるほどサンデル教授の出番というわけか。。。
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