☆読売新聞 12月4日(土)0時2分配信 によると、
菅改造内閣として初の国会となった今臨時国会で、政府提出法案の成立率は過去10年間で最低の37・8%にとどまった。菅首相が掲げた「熟議の国会」には程遠い現状を裏付けた格好だ。
☆「熟議」というディスカッションは、福沢諭吉が「文明論之概論」で
☆述べているように、日本人はもともとやったことがない。
☆民主主義の出発点は「言論の自由」。
☆しかし、これは、J.S.ミルの「ディスカッションの自由」に対する訳語だ。
☆自己主張を表現することが「言論の自由」ではない。
☆議論の環境を作り上げるのが「言論の自由」。
☆野党のコミュニケーションは、
☆抑圧的な側面が強く、
☆協力姿勢がない。
☆競争的共在がこそ民主主義の基礎なのに・・・。
☆国会の答弁を、子どもたちにがんがん見せて、
☆このようなパワハラコミュニケーションに対する批判的思考を
☆トレーニングしておく必要がある。
☆もちろん、与党の対応もパワハラの傾向がある。
☆そういう意味では「熟議」の本意を与党自身が
☆考えていないのも問題である。
☆困った時には、原点に帰ろう。
☆吉田松陰や福沢諭吉などに学ぼう。
☆官学の系譜にいないのに、
☆国政に多大な影響を与えた先人の知恵をもう一度振り返ろう。