教育のヒント by 本間勇人

身近な葛藤から世界の紛争まで、問題解決する創造的才能者が生まれる学びを探して

リーダーは桃太郎型か浦島太郎型か?

2008-02-16 13:18:05 | 文化・芸術
☆どっちでもよい話なのかもしれないが、ダイヤモンド・オンライン(2008年2月15日(金)20:15)によると、

「桃太郎と浦島太郎、あなたはどちらの物語が好きですか」筑波大学産業医学研究室では、講師採用の最終面接で、こんな質問を投げかけるという。予想もしなかった問いに候補者たちは少し戸惑ったあと、たいていこう答えるそうだ。「桃太郎です」。「桃太郎というのは非常に論理的な物語ですからね」と笑うのは、精神科産業医で筑波大学社会医学系教授の松崎一葉氏だ。「鬼が島の鬼退治という目標を設定し、キビダンゴという報酬によってイヌ、サル、キジと主従関係の雇用契約を結ぶ。そして、計画通り、鬼をやっつけて彼らの財宝を手にする。いかにもエリートが好みそうな話です」だが、採用されるのは意外にも「浦島太郎」と答えた候補者。学生たちの指導者に必要なのは、まさに浦島太郎的な要素だからだ。「大学だけではありません。この質問の考案者は元慈恵医科大学精神科牛島定信教授ですが、氏の指摘によれば、うつが深刻化する今の企業でも、求められているのは『浦島太郎のような上司』。私もまったく同感です」と松崎氏。

☆浦島太郎のような上司では、世の中はサバイブできないのでは?と思うのは私がへんかな。浦島太郎は、世の中がたいへんなときには、竜宮城で遊んでいたわけです。気づいたら高齢化していたわけです。

☆そこへいくときび団子という元手でステイクホルダーと協力して資本を増やしてしまう桃太郎のほうが、市場の原理にあっているのではないだろうか。桃太郎が苦労するのでは、浦島太郎型のスタッフがいるときだろう。大事な時にはいないのだから。

☆このアナロジーではうつは救われないのでは?と思うのは間違いだろうか・・・。

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