教育のヒント by 本間勇人

身近な葛藤から世界の紛争まで、問題解決する創造的才能者が生まれる学びを探して

坂口恭平さん×石田衣良さんの対話

2012-07-09 09:21:45 | イノベーション
昨日TBS「アシタスイッチ」で、坂口恭平さんと石田衣良さんが対話

☆坂口さんの「0円ハウス」や「独立国家」コミュニティの提案に、

☆石田衣良さんは勝率は高くないと結論。

☆お金がなくても幸せだを実践している坂口さんに

☆石田さんは、もし地球のみんながそうしたら、

☆経済は成り立たないよと。

☆借金しているから資本主義は成り立つのだよと。

☆二人の対話は、ユートピア社会主義と資本主義のぶつかり合い

☆時代をほうふつとさせるが、

☆坂口さんは、社会主義や共産主義、そして資本主義でもない

☆第三極の話をしているつもりだけ。

☆「0円ハウス」の建材というか素材は、

☆すべて都市のゴミからできる。

☆坂口さんは、海の幸、山の幸があるのだから、

☆これは都市の幸だと。

☆しかし、イノベーションというかテクノロジーを背景に

☆使っている以上、完全に0円ということはありえない。

☆0円だと思う人と0円ではない価値があると思う人と

☆両方の価値観の持ち主がいて成り立つ社会であるから、

☆結局、華道や茶道と変わらない。

☆生花や土くれが0円だと思う人と、何千万円の価値があると思う人とが

☆いるのと同じで、華道や茶道のコミュニティと同構造が、

☆坂口さんの「独立国家」構想。

☆石田さんは、結局不平等が生まれるからと指摘。

☆不平等=不幸せという図式については、坂口さんは何も

☆語っていないから、石田さんとの議論はまったくかみ合わなかった

☆といってよい。ガチンコにはなっていない。

☆石田さんは現状肯定だし、坂口さんは現状を変えたいわけだし、

☆ビジョンが共有されていないから、お2人の宣伝にはなったということか。

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2 コメント

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Unknown (kome)
2012-07-10 02:44:53
僕が思ったのは、時代は集合と分裂を繰り返していくものだから、坂口さんのやろうとすることは一つのアクションとしてすごくいいと思う。
でも石田さんの言うとおり彼の勝算は低い。だって国家ってそんな簡単にできないから。それは歴史が証明している。
坂口さんは自分の理論で理想を作り出そうとしてるけど結局は世の中に飲み込まれると思うし、それは必然的なことで全然悪いことではない。ただ考え方の本質をとらえているのでそれができれば御の字。でも人は十人十色。何考えてるかわからない人だって多い。だからまとまるわけがない。1億人超国家なんだし。

僕は時代って人間作りみたいなものだと考えているのでシステム構築は血となり、坂口国家は肉となり、人間の一部になる。そして人の対立や負の遺産のように老廃物や病気だって生まれる。それをまた新しい思想や経済で修復し補う。

結論は、坂口国家は血を作り肉となるもので生産物だから賛成。ただ世の中に吸収されるけど。でもプラスに作用することは間違いないと思う。僕も乗っかってみたいな。
はじめまして (zou)
2012-09-11 10:44:10
理想と現実の代弁者の対談のようだったが
私は坂口さんの言うことを支持したい。

石田さんの言うことには未来がなく彼を批判するだけで終わってしまった。
時間は止まらないし生きている限り希望を持たないと人は生きられない。

石田さんの小説は彼の素顔とは程遠いことがよくわかった。

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