教育のヒント by 本間勇人

身近な葛藤から世界の紛争まで、問題解決する創造的才能者が生まれる学びを探して

照屋勇賢さんの「ひいおばあさんはUSA」

2010-03-23 05:35:11 | Weblog
☆今月30日まで、上野の森美術館ギャラリーで、照屋勇賢さんの「ひいおばあさんはUSA」という作品展が開催。

☆沖縄の伝統的染色技法の1つである「紅型(びんがた)」をアートにした照屋さんの作品を無料で見ることができる。

☆この染色技法でできあがった作品は、政治を強く主張しないのに、世界の歴史と現代性を問いかけている。

☆伝統文化をベースにしながら、文化をぬけ出てアートに化することによって、沖縄の問題が世界の問題性にアクセスしていることを示唆している。

☆そしてこの伝統文化からアートに化する飛躍のプロセスそのものを空間としてデザインしているのがすごい。

☆生きるとは、そのつど局所にいながら、もしかしたら宇宙の根源にワープすることかもしれない。

☆そして再び局所に戻る。その往復の過程で、死や暴力や性への欲望から解脱し、無としての愛だけが充満するのかもしれない。

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