クリエイティブ・マインドセット 想像力・好奇心・勇気が目覚める驚異の思考法 | |
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日経BP社 |
☆マーケティング、破壊的イノベーション、学習する組織
☆認知科学、臨床心理、エスノグラフィー、
☆コミュニケーション論、
☆ワークショップ空間と時間のデザイン論、
☆グローバル時代のエンドユーザ論、
☆ジョブス論、
☆あらゆるものが一冊に集約されている。
☆もちろん、知識の羅列ではない。
☆ビジネスと学問がばっちりリンクしている。
☆なぜビジネスと学問がリンクできるのか?
☆それはクリエイティブコンフィデンス(cf:創造力に対する対する自信)を開放/解放できるから。
☆では、なぜこのcfが生まれるのか?
☆それは、デザイン思考によるワークショップにカギがある。
☆dスクールの開催するワークショップは、
☆理論に基づいたでも理論の学びではなく
☆アクションである。
☆ワークショップのアクションを限りなく日常生活や
☆ビジネスの中で使えるようにしているのである。
☆一般にワークショップでやる気になっても
☆自宅にオフィスに戻ると
☆冷めてしまう。
☆しかし、すでに本書を読んでモチベーションがあがったことは
☆生活や仕事で活かせる。
☆ところが、本書でもそのままうまくいかない場所がある。
☆それは中等教育レベルの教育。
☆高等教育のものは表明されているが、
☆中等教育と学問をつなげるデザイン思考のためには
☆ピースがひとつかけているだけだが。
☆dスクールのワークショップは、小さな試行錯誤による成功
☆という「自己効力感」を大切にしている。
☆教育の場で、本書やビジネス研修で行われているワークショップには
☆その教育現場で行える「自己効力感」を発揮するピースが見つけられていない。
☆企業だったら、たしかに
「21世紀のもっとも革新的な企業は、従来の指揮統制型の組織から、コラボレーションやチームワークを重視する参加型のアプローチへと、変わってきた。こういう会社は、社内の全頭脳を結集させ、どこからでも最良のアイデアや洞察を集める。」
☆から、自社の商品や仕事のあり方について、越境的にプロジェクトチームをつくって、dスクールよろしく
☆ワークショップをやってみるkとができる。
☆しかしながら、中等教育レベルの教育現場で、このワークショップをそのままやっても、
☆うまくいかないのだ。
☆なぜなら「自社の商品」に相当するものが明快でないからだ。
☆もちろん、ここを明快にすることはできる。
☆それが明快にするのもデザイン思考だが、このスキルというか、
☆パースペクティブを持っている教育コンサルタントが
☆日本にはいない。
☆企業やNPO研修をそのままもってくるベンダーしかいない。
☆彼らの行うワークショップは楽しい。
☆個人的には役に立つ。
☆しかし、教育現場で、自分と生徒の関係に
☆どう活用できるか、何かピースが足りない。
☆そう教師は感じてしまう。
☆さて、では、それは何か?
☆それさえわかれば、想像力あふれる自信に満ちた教育現場が立ち現れるだろう。
☆もちろん、21世紀型教育を自前で推進し、外部とコラボ出来るコーディネーターを有している学校現場では、そうなっている。
☆そこにヒントがある!