教育のヒント by 本間勇人

身近な葛藤から世界の紛争まで、問題解決する創造的才能者が生まれる学びを探して

10月センター模試志望者動向(了)鎌倉学園②

2006-11-07 14:18:39 | 学校選択
◆10月のセンター模試の志望校動向において、2月4日入試の鎌倉学園②は志望者数前年対比、前月対比、平均偏差値前年対比、前月対比すべて増加傾向。

◆鎌倉学園についてはNetty LandのサイトのブログHOT NEWSでも触れているが、建長寺を背景に、無限の清風が吹いている学校である。

◆Google Earthで鳥瞰すると、グランドは五角形。この中には五芒星が描ける。校章と同じ形。校章は二重の線で星が書かれているが、東洋と西洋の統合を意味するらしい。つまり世界。

◆世界は美しく、豊かで、創造的な輝きを放っていなくてはならない。その真理を見出し、守ることこそ世界の多様な問題を受け入れ、解決するイノベーションを発明したりボランティアで活躍したりすることにつながる。

◆鎌倉学園の「無限の清風」という雰囲気は、そういう清らかな世界精神である。五芒星はあの「ダ・ビンチ・コード」でも出てきたが、黄金比が隠されている。フィボナッチの数列という真理である。シンプルな教育の背景には、宇宙的パワーが在る。
コメント   トラックバック (2)

10月センター模試志望者動向(13)女子聖学院②

2006-11-07 13:40:40 | 学校選択
◆10月のセンター模試の志望校動向において、女子聖学院Bは志望者数前年対比、前月対比、平均偏差値前年対比、前月対比すべて増加傾向。毎年のことであるが、さらに学校選択者に注目されている。

◆来年の12月には、新校舎が完成する。クリスマスの時期でもあるから、盛大にお祝いをするだろう。

◆女子聖の教育空間は、対話空間を意味するサークルの形状が基本。チャペルも庭園も、校長室も、ラウンジもみな円で構成されている。フランク・ロイド・ライトによると円は愛を表現する形。そしてチャペルの外観は三角形が基本の構え。ライトによると三角形はスピリットを意味する。

◆まさしく女子聖の精神そのもの。教育空間に埋め込まれている意味は、そこに住まう生徒たちの内へと内在化される。よき教育空間はよき人間を形作る。

◆物理的な時空は、無限の精神の杯として形成され、そこから知性と感性が豊かにあふれでる。この豊かさを育むのが、女子聖の教科のシラバスであり、自己実現プログラムであり、進路デザインある。つまり三位一体の体制がしっかりしているのである。
コメント

10月センター模試志望者動向(12)高輪B

2006-11-07 12:55:27 | 学校選択
◆10月のセンター模試の志望校動向において、高輪Aは志望者数の前年対比123.8%。前月対比は若干減。しかし高輪B、および午後の算数特別入試に関しては、志望者数前年対比、前月対比、平均偏差値前年対比、前月対比すべて増加傾向。全体として高輪は学校選択者に注目されていると考えてよい。

◆さて、それはなぜか。言うまでもなく近年の進学実績の目覚ましい伸び率にあるのだが、重要な点は、その実績が伸びる高輪の教育力あるいは教育システムがパワフルだからだろう。

◆①各教科のビジョンを教師が明解に語れる。②部活が活発。③TOEIC Bridgeの導入と海外研修や交流の機会が多い。④自然体験学習(中一)、農工芸体験学習(中二)、イギリスサマースクール 、西日本探訪(中三)、海外学校交流(高2)、スキー学校などの体験学習プログラムの体系の充実。⑤不思議な教育空間が好奇心を生みだす。

◆数えていったらきりが無いほど良さがある。それにしても精神的な地政学的場所にそれを生かした校舎の建て方をしているのには、何かわけがあるのではないか。とにかく教室がすべて東北側にあるのだ。Google Earthで見てみるとたいへん興味深い。いずれ聞いてみたい。
コメント

10月センター模試志望者動向(11)明治学院

2006-11-06 09:13:30 | 学校選択
明治学院の一回目の入試は2月2日に行われる。10月センター模試の志望者数の前年対比、前月対比も、平均偏差値の前年対比、前月対比も、男女とも増加傾向。

◆日本の英語教育やキリスト教文化に大きな貢献と影響を与えたヘボン博士の創立したあまりにも有名な学校。高橋是清もヘボン博士が開いた塾時代の明治学院で学んでいる。共立学校(今の開成高校)を卒業した島崎藤村は、現在で言う明治学院大学に進み、明治学院の校歌の歌詞も作っている。

◆政財界人である是清は開成の初代校長に就任したし、文学人藤村は小諸義塾を支え教鞭をとっていたこともある。日本の官僚主義ではない近代教育のルーツはまさに明治学院につながっている。

◆この伝統は今も明治学院に継承され、たとえばアメリカの研修プログラムの中にもヘボン博士のキリスト教主義的精神がベースになっている。集団観光旅行とは全く違うのである。そのこだわりは生半なものではない。

◆一方、その教育力に支えられ、卒業生の40%は明治学院大学に進み、36%は国公立大学、早慶上智、ICU、MARCHに進む。明治学院中学校の志望者が多くなるということは、社会善を考える人々がいるということも示唆している。私立中高一貫校の入試の側面には、こういう公正主義的なニーズの面もあるのだ。
コメント

10月センター模試志望者動向(10)多摩大聖ヶ丘

2006-11-06 07:54:12 | 学校選択
◆10月センター模試志望者数前年対比と前月対比で、「多摩大学附属聖ケ丘中学校」の2月2日二回目の入試は増加傾向。

◆中高一貫体制で適性進路指導に絞って学習環境の質を高めてきたシンプルなビジョンがわかりやすい。そして今春、東大をはじめとする大学合格実績が大飛躍。人気が出るのは当然。

◆ただし、従来型の受験勉強のイメージはない。ダイナミックな学習を授業の中に取り入れているようだ。

◆中3でニュージーランド、高2で韓国。研修旅行、修学旅行もダイナミック。身につけたスキルや方法、考え方を世界で試行錯誤。あらゆる教科を横断する一貫した学びの方法論を独自に開発しているに違いない。
コメント   トラックバック (1)

10月センター模試志望者動向(9)女子御三家の影響

2006-11-05 21:23:11 | 学校選択
◆女子御三家は合わせて89人、昨年に比べて減っている。今年の女子受験生は少し慎重になっているのか、他の女子校があまりに教育条件を整えてきているのかはよくわからない。しかし隔年現象ではなくなってくるかもしれない。

◆とにかく女子校は、新校舎のみならず家具なども北欧のものを使ったりして、コミュニケーションスペースを充実している。東大にこだわらなければ、早稲田大学・慶応大学・上智大学・ICU、地方の国立の医学部などは、かなり期待の出来るところが増えている。

◆明るく、楽しく、6年間を燃焼して、上記の大学に入れるならば、もはや御三家に熱狂する必要はない。学習院女子、日本女子、東京女学館、富士見、大妻、江戸川女子、香蘭、東洋英和、恵泉などが合わせて80人前後増えている。選択が多様になっているのかもしれない。
コメント   トラックバック (1)

10月センター模試志望者動向(8)駒場東邦の影響

2006-11-05 21:07:47 | 学校選択
◆駒場東邦は、前年対比106.8%。しかし、前月対比89.6%で40人マイナス。10月から11月にかけて併願戦略を変更し、より現実的に学校選択がなされているのだろう。

◆サレジオ学院、獨協、日本大学豊山男子などそれぞれ前月に比べ増えているのは、そういうことだ。

◆あるいは武蔵にシフトしている受験生もいるだろう。駒場東邦の平均偏差値は62、武蔵は58.6。武蔵の御三家のポジショニングは、もしかしたら変わるかもしれない。
コメント

10月センター模試志望者動向(7)八雲と横浜女学院

2006-11-05 20:44:48 | 学校選択
◆2月1日に午後入試を行う八雲学園と横浜女子学院は、志望者数前年対比、前月対比、平均偏差値前年対比、先月対比すべて増加傾向。

◆2月1日の東京の女子校の午後入試は八雲に、横浜の女子校の午後入試は横浜女子学院に集中するということか。

◆両校とも6年後に飛躍する期待が大きい女子校。募集人数が増え、かつ平均偏差値も上がるというのは、期待通りになることを意味しているのではないか。
コメント

10月センター模試志望者動向(6)法政大学中学高等学校

2006-11-05 16:52:29 | 学校選択
◆2月1日に入試を行う新共学校「法政大学中学高等学校」は、志望者数前年対比、前月対比、平均偏差値前年対比、先月対比すべて増加傾向。

◆新校舎かつ校地移転、共学校、校名変更。人気が出る条件がそろっている。女子も昨年データはないが、前月対比は堅調。

◆どのような学校になるのか今から楽しみである。
コメント

10月センター模試志望者動向(5)桐蔭男子部&女子部

2006-11-05 16:44:16 | 学びの時空
◆2月1日に入試を行う「桐蔭」男子部と女子部は、両校とも志望者数前年対比、前月対比、平均偏差値前年対比、先月対比すべて増加傾向。

◆中学入学時の偏差値を考慮すると、大学合格実績が圧倒的によいし、それを支える授業の記事が読売ウィークリー2006年8月13日号に掲載された。

◆マスコミにおいて、中高一貫教育の話題がでると、必ずといってよいぐらい桐蔭の名前が出る。将来の投資効果を計算する保護者が選ぶ学校。経済優先社会にあって、今後人気が上昇するだろう。
コメント