教育のヒント by 本間勇人

身近な葛藤から世界の紛争まで、問題解決する創造的才能者が生まれる学びを探して

薬物使用はスターの宿命か???

2009-06-30 07:17:29 | 文化・芸術
急逝した米歌手マイケル・ジャクソンさん(50)の死因を巡り、鎮痛剤の過剰摂取との関連が注目されているが、米国では睡眠剤などを大量に服用して命を落とすスターが相次いでいる。華麗な生活ぶりの一方で、多大なストレスから薬に頼りがちになるセレブ(有名人)の実態が浮かび上がっている。・・・・・・「ロックンロールの王様」と呼ばれたエルビス・プレスリーさんは、・・・・・・死因は処方薬の過剰服用による不整脈と発表された。・・・・・・女優マリリン・モンローさんは・・・・・・死因は睡眠薬の大量服用による急性中毒と見られている。(読売090629

☆「恐れ」からくるストレスではない。もし「恐れ」なら防ぎようがある。

☆しかし「不安」は内側から絶えず泉のようにコンコンと湧き出てくる。

☆「不安」の巨大な生態系をいくら薬物で破壊しようとしても、それは難しい。ただ、瞬間忘却できるだけだ。

☆「不安」はエネルギーに転換する以外に、そこから脱することはできない。

☆この転換に薬物使用をしても、それもまた難しい。

☆自分らしさを放出するエネルギーに転換するしかないのだ。

☆「不安」は自らを見失うということなのだ。生態系の中で。。。

☆ところで、脳は自分らしさをどこで反応するのだろうか?

政権交代は必ず景気後退???

2009-06-30 07:13:08 | 経済
麻生首相は29日の参院決算委員会で、民主党が無駄遣いの根絶や埋蔵金の活用などで20・5兆円の財源を確保できると主張していることに関し、「予算の分類を変更しただけで財源が捻出(ねんしゅつ)されるがごとき話をしているが、そんなことはあり得ない。政権交代は必ず景気後退になる」と批判した。(読売090629

☆もっと科学的に、データを整えて、それをオープンにして、それから「必ず」などいう「あり得ない」ことを口にしないで、議論をしたほうがよいと思う。。。

横須賀市でも新しい市長

2009-06-29 08:13:53 | 文化・芸術
既存政党に対する有権者の不満が「小泉王国」をのみ込んだ。主要各党による現職への相乗り支援を覆し、無所属新人で三十三歳の吉田雄人さんが、小泉純一郎元首相の地元神奈川・横須賀の市長選を制した。全国で相次ぐ三十代市長の誕生は、有権者が抱える政治への閉塞(へいそく)感を反映している。(東京新聞090629)

☆千葉市の熊谷俊人市長につづき、若き吉田市長が横須賀市に誕生。

☆それにしても、次の吉田市長の姿勢は今後大きな流れになるのではないか。

二十八日午後十一時ごろ。吉田さんは横須賀市大滝町の事務所で、「今、希望という種を植える作業を終えた。横須賀を変えるのは小泉元首相や国の政党ではなく、市民一人一人。この流れを一過性のものにしたくない。横須賀の新しい歴史が今日から始まる」と勝利の弁。さらに、有権者が選択肢の一つとした若さについて「まだ、三十三歳。経験が足りない。皆さまのご支援が必要です」と、支援者らに頭を下げた。(同紙)

☆キーフレーズは

希望

市民一人一人

新しい歴史

皆さまのご支援

温暖化対策法案 米下院通過

2009-06-27 15:37:13 | オバマ大統領
米国初の排出量取引制度を導入する地球温暖化対策法案が26日、米下院で可決された。クリーンエネルギーを普及させ、温室効果ガス削減の取り組みで国際的な指導力の発揮を目指すオバマ政権にとって、大きな関門突破となった。法案は「米クリーンエネルギー安全保障法案」。採決の結果は賛成219、反対212。野党の共和党から8人が賛成に回った。(産経新聞090627

☆オバマ政権の足元が固まってきた。

☆改革の現実化路線が着々と。。。

☆やはり日本とはどこかが違う。

古賀選対委員長 橋下知事に出馬打診^^);

2009-06-27 08:11:31 | Weblog
大阪府の橋下徹知事が、自民党の古賀誠選対委員長から次期衆院選で同党から出馬の打診を受けていたことが26日、分かった。党関係者によると、橋下氏は次期衆院選に向けて、地方分権を進めることをマニフェストに盛り込んだ政党を支持する方針を明らかにしていることなどから、出馬するかどうかの明言は避けたという。古賀氏は23日に宮崎県庁を訪れて、東国原英夫知事にすでに出馬を要請。麻生内閣の支持率が急落するなか、東国原氏と同様に国民的に人気が高い橋下氏を担ぎ出すことで無党派層を獲得し、党への支持回復を狙ったとみられる。(産経新聞090627

☆節操がないなぁと見るべきか、やるときは清水の舞台から飛び降りるなぁと見るべきか・・・。

☆たしかに考えようによっては、国民的人気が高い候補者は、民意を反映しているといえるか。

☆民主主義とは衆愚政治という人もいるだろうし、庶民政治という人もいるだろうが、要は自然と社会と人間の調和が、循環が、持続可能であればよい。

☆案外古賀氏はやるじゃないか。個人の利害関係と民意の一致を探るのに、なりふり構わないのが、上品とはいえないかもしれないが、必死さは伝わってくる。官僚と似ているなぁ。なんだかんだといって、日本の官僚は最後は居直れる不思議な力を持っているから・・・。

橋下知事ら自治体首長と新しい動き

2009-06-25 08:03:21 | 文化・芸術
大阪府の橋下徹知事は24日夜、東京都内で横浜市の中田宏市長らと会談し、地方分権の推進を目指す自治体首長らによる政治グループを結成する方針を決めた。次期衆院選で各政党が政権公約(マニフェスト)で示す地方分権政策を見極め、政党支持を表明する考えだ。(読売新聞090625

☆東国原知事の発言と言い、橋下知事の動きと言い、国政をゆるがし、新しい政治経済のセンターを創りだそうという発想だろう。

☆両知事がタッグを組んでいるのはミエミエなのではないだろうか。

☆従来の道徳政党は、新たな専門家であり戦略家である知事たちのグループのアタックに耐えられるだろうか。いずれにしてもこういう論戦は、よいことだ。

10歳の壁を軽々超える本

2009-06-24 18:46:10 | 
聞かせてよ、ファインマンさん (岩波現代文庫)
リチャード・P. ファインマン
岩波書店

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☆発見するっておもしろい!おもしろいことが科学!詩人よりも科学者の方が花の美しさを知っている!とファインマン。

☆科学は社会のあらゆる問題を解決できるわけではない。むしろ社会は科学のおもしろさをコントロールする。それはやめた方が良い。とファインマン。

☆10歳の壁とは、子どもの中にあるのではない。その時期になると、社会はおもしろいことを考えるのを抑制する。興味と関心のないことばかり練習させる。

☆10歳の壁を乗り越えるとは、そういう社会の抑圧から自由になることだ。ステレオタイプな思考を崩せる柔軟な思考力。それは発見しておもしろがることから始まる。

関連記事)10歳の壁を超えるミニプログラム

大阪府教委「つまづき調査」順調???

2009-06-24 09:38:49 | 文化・芸術
府教育委員会が今年3月、学力向上推進校の小学5年~中学2年(当時)を対象に実施したテストで、算数・数学の計算と国語の漢字問題がすべての学年で昨年12月よりも1・4~8・8ポイント正答率が高くなった。計算は前回と同じ問題が出題されており、正答率の上昇は割り引いて考える必要もありそうだ。・・・・・・この結果を受け、橋下徹知事は23日、「結果が出た以上、(反復学習を)やらない市町村長は選挙で代えるしかない」と述べている。(産経新聞090624

☆トレーニングが必要であることは、自明なのだが、なぜ抵抗するのか、よくわからないし、税金を投入してまでの調査も不可思議。

☆何のための学力なのか?そこの議論がないのも不思議だ。わからないものへのパフォーマンスをただ上げよでは・・・。

☆大事なのは理念パフォーマンス

東国原英夫知事発言が逆照射するコト

2009-06-24 09:14:26 | 文化・芸術
自民党の古賀選挙対策委員長が宮崎県の東国原英夫知事に次期衆院選への出馬を要請したことについて、大島理森国会対策委員長は23日、「総裁になりたいなら、国政での経験、研さんを積んで、期待が集まってからだ」と否定的な見方を示した。・・・・・・一方、民主党の鳩山代表は「知事はまだ1期目も終えていない中で、政党を救うため、知事の職を投げ捨てるみたいな発想が県民、国民に理解されるのか」とけん制した。(読売新聞090623

◇自民も民主も言ってはならないことを平気で言ってしまっている。いかに今の政党が、教条主義とまでは言いすぎかもしれないが、道徳主義的かが逆に映し出されている。

◇経験は重要である。しかし、経験がないから駄目だとか言っているようでは、システム化できていないということを言っているようなものだ。経験がなくても、今大事なことは発想なのだ。新しい発想なのだ。それをどのように現実化するか。そこはサポートシステムだろう。

◇また、「政党を救うため、知事職を投げるのはいかがなものか?」という発想も道徳的だ。現状の日本社会が非常事態であることの認識が欠如。政党を救うためではなく、日本国民一人一人のために、県から国政へという発想を受け入れられないところが、近視眼だ。

◇もっとも東国原知事が総裁でよいかどうかは別問題である。ただ、現状の政党には新しい発想をする人がいないかもしれないというコトを映し出しているコトは確かだ。