goo blog サービス終了のお知らせ 

教育のヒント by 本間勇人

身近な葛藤から世界の紛争まで、問題解決する創造的才能者が生まれる学びを探して

大学生への仕送り額25年前の水準に減

2010-02-11 09:48:03 | 学習支援活動
親元から離れて暮らす大学生への仕送り額が、25年前の水準まで落ち込んでいることが10日、全国大学生活協同組合連合会(東京)の調査でわかった。・・・・・・マンションやアパートなど自宅外(寮を除く)から通う大学生への仕送り額は月7万4060円(前年比3520円減)で、月7万4240円だった1984年並みに下がった。仕送りゼロと回答した学生は全体の10・2%(同1・9ポイント増)に上り、70年以降で初めて1割を突破した。不況の影響からアルバイト収入も減少し・・・・・・読売新聞2010年2月10日22時21分配信

☆大学通いながら起業する新しい苦学生の出現が激増するということか。

☆子ども手当が大学生の学習支援起業に回る循環システムをつくるとよいのでは。

☆新渡戸稲造の「遠友夜学校」の現代化を起業する大学生チームが

☆生まれると「ひと・もの・かね・情報」すべてが回る。

☆エコゾフィー的発想でいく学生の出現に期待。

サポートセンターの対応はためになる

2005-12-03 14:14:53 | 学習支援活動
ある書類をメールで送ろうとしたら、
突然、インターネットがつながらなくなった。
パソコンの設定が違っているのか
パソコンが故障したのか
少しイライラしながら
時間がたった。

別のパソコンをつないでも
つながらなかったため、
これはネットのつながりの
どこかの問題と思ったが、

モデムは正常。

うーん、ちょっとめんどうだと
思ったが、サポートセンターに
電話で連絡してみた。

混み合っていて、なかなかつながらなかったが、
たいへんお待たせいたしました
と丁寧な応対が始まった。

互いに声だけで
コミュニケーションをとるのだが、
こちらはパソコンを
シャットダウンしたり
モデムをチェックしたり
ルーターの熱をみたり、

当然時間もかかる。

しかし、いやの顔、
いやいや違う
いやな声1つせず、

きちんと対応してくれた。

しかも機械的ではないし、
マニュアル的でもない。

ITとかパソコンとかインターネット
というとどこか機械的な対話に
なると期待(?)していたが、

こちらの質問にもよく応対してくれたし、
今後予想されるトラブルも
シミュレートしてくれて
その場合にはどういうところを
チェックしたらよいのか
どういうところに
電話をしたらよいのか
までイマジネーションの幅を広げてくれた。

それにどうしてもPCの世界は
独特のキーワードが多いが、
すべて置き換えと比ゆで
対応してくれる。

すごく高いコミュニケーション能力だ。

相手と話すとき
●心地よい気持ちを大事にする話し方
●具体と抽象の論理展開
●絶妙のメタファーの使い方
●推論と連想の使い分け
●実るほど・・・の対応

ホテルやお食事どころ居酒屋でも
このような対応は望めないのが
今日の社会。

ましてサポートセンターはもっと
無理だろうと期待(?)していたのだが、
裏切られた^^)/~♪。

絶妙のコーチング手法なのである。

私はネットがつながらなくなった場合、
新たな解決策を学んだのであるから。

つまり学習支援の対話法の真髄を体験したのである。

ネット社会に対する通俗的な批判は
まったく愚直であると改めて確信をした。

大徳寺大仙院の住職尾関宗園氏の言葉を
思い出した。正確には思い出せないが
こんな感じだったと思う。

気は長く、心は丸く、腹を立てず、
他人を大きく、己を小さく

なかなかできないことだと
思っていたが、

サポートセンターのサポーターの方は
それを実践していた。

ネット社会は
ますます
豊かなコミュニケーションを
生み出すことになるのである。




中学入試を通して学びをみる

2005-11-12 15:21:35 | 学習支援活動
NTS教育研究所
は(株)NTSの学習ツアーセンターのリサーチ(研究)部門。

Log解析をしていると
2003年12月15日の「ホンマノオト
の訪問者が急増していた。

いまさら2年前のページに
集まるのはどうしてだろうと
思って読み直してみた。

「中学入試直前の勉強法」
というものだったが、結論は、

「入試直前の勉強方法は、
多くの難しい問題を解くことでも、
何もやらず体調を整えることでもありません。
使える確かな知識を磨くことと、
過去問を通して、
入試問題を作成する先生の視点を追究することです。
最後まで平静に勉強をし続けること。
これ以外に方法はないのです。
ぜひ合格に向かって自分の道を歩んでください。」

とある。

なかなか真理をついているなあと
我ながら感心をしてしまった。

知識と創造力の両方が
結局中学入試には必要ということだ。
「入試問題を作成する先生の視点を追究」
などというのは、鳥瞰的でメタ的で
要するに創造性ということだ。

NTSの同僚に
岡部憲治と石井麻美がいる。

岡部がNTS教育研究所の初代所長。
私が2代目所長。
石井が3代目所長。

岡部は現在国際教育情報室室長で
ロサンゼルスを中心に講演会活動
や執筆活動をしている。
今年の9月
ロサンゼルスの日系人向けの
新聞でも大きくその活躍が
報道された。

石井はHondaと学校と連携して
学習プログラムを編集・運営している。
セミナーのプロジデュースや
ある私立学校では授業も持っている。

私は「NTS学習ツアーセンター」をプロデュースしている。
学校を超えて
すべての子供たちや青年たちの
自分の未来をブランディングする学びのスタイルづくり
を支援する新しい試みに挑戦している。

なんで「入試直前の勉強法」から
こんな話になったかというと、

3人の共通点は
元日能研のスタッフということだ。

岡部は社会学が専攻で、
エスノメソドロイジー的手法と
メディアミックス的手法で
子どもたちとコミュニケーションをとり
子どもたちの才能を引き出すのが得意。
そしてその手法は今の執筆や講演のベースに
なっている。
栄光やフェリスなどに偏差値にかかわりなく
才能を見出して多くの子供たちを送り出していた。

石井は心理学が専攻で、
ユング派的観照手法と
ロジャーズ的クライアント中心主義的カウンセリング手法
で子どもたちとコミュニケーションをとり
多くの子どもたちの心のケアをしてきた。
今ではこの手法に磨きがかかり
石井1人で200人の中学生の
静と動の動きを演出する。
メディテーション手法も冴え渡る。

私は法哲学が専攻で
モダニズムとポスト・モダニズムを構築する
法的構成をトマス・アクィナス的発想法で
いかに乗り越えるかという
ダイアローグ的手法と記号論的手法で
子どもたちとコミュニケーションをとり、
つまりディスカッション手法で
開成や麻布にこれまた偏差値にかかわりなく
相当多くの生徒の旅たちを見守った。
記号論的手法はコンテンポラリーアート
を超える空間デザイン手法の開発意欲に発展し、
イサム・ノグチやフランク・ロイド・ライト
のような子供や教育に関心をもった
空間デザイナーたちと新しい開発に挑んでいる。

手法は若干違うけれど
日能研時代3人がとった手法は
知識と創造のダイナミックな
掛け合わせであったことは
共通している。

そしてそういう中学受験生は
今大学生や大学院生になって
私たちの仕事を手伝ってくれている。

彼らといっしょに毎年1000人以上の
中学生や高校生のプログラムを
プロデュースしたり
世界の教育事情や経済事情、
戦争と平和の問題のリサーチを
して、子供たちのセルフ・ブランディング
のための学びのスタイル支援を
するのは本当に楽しい。

そういう彼らも順順に
社会人になっていく、
NGOに進んだり
大手企業に進んだり
博士課程後期に進んだり
しっかりとした意志を
貫いているが、そのポジティブな
人生観は、私たちと出会えたことに
よると(もちろんお世辞が入っている)
一献やりながら語り合うのも
楽しいし
幸せなひと時だ。

今は中学受験生と共にすることは
ないが、
2年前の原稿が
中学入試のときから
ともに歩んできた
若者たちの成長と未来に
思いを馳せることになった。

学びとは本当にセルフ・ブランディング
にとって大切なものである。



労働政策研究・研修機構のキャリア教育観

2005-09-30 14:34:35 | 学習支援活動
労働政策研究・研修会
キャリア教育観は

職業の理解
自己の理解

をベースにしている。

そして進路指導と違いはないとしている。

進路指導とキャリア教育の定義上の問題には
あまり興味はない。

むしろ職業と自己の理解以上に
世界の理解ということが重要だ。

この世界の情報や世界を変える発想
における情報格差が
経済上の格差などを生み出しているからだ。

小学生の校内暴力二年連続最多の意味

2005-09-23 18:45:49 | 学習支援活動
新聞各紙は、文部科学省の16年度の
「生徒指導上の諸問題の現状に関する調査結果」
から
小学生の校内暴力二年連続最多になったことを
報道している。

私はまだ16年版を入試していないので
15年版で次のような表を作ってみた。

     対教師暴力 生徒間暴力 対人暴力 器物損壊
全体     16.4%    48.4%    0.6%   34.5%
小学校    15.8%    53.4%    1.0%   29.8%
中学校    17.1%    46.6%    0.4%   35.9%
高等学校  13.3%    55.7%    1.2%    29.8%

これによると、
校内暴力は、小学生に限らず、
「生徒間暴力」「器物損壊」
がほとんど。

小学生の校内暴力が最多になった原因を
思春期が早まったとか、犯罪低年齢化の影響とか
考えがちだが、

これは抑圧的(放任も抑圧的)コミュニケーションが
多くなっているわけで、創造的コミュニケーションスタイル
を構築するスキルを教師が体得すれば解決することができるだろう。

ヨハン・ガルトゥングによれば、
コンフリクトは戦争というフェーズだけでは
なく、あらゆる集団形成のフェーズで生まれる。

教師がヨハン・ガルトゥングのいう
問題発生ABCに気づき
創造的コミュニケーション関係に
生徒間を超越すれば
ほとんどは解決するはずである。

ヨハン・ガルトゥングに学ぶことを
おすすめする。参考→TRANSCEND

そしてABCを見つけたら、
創造的なコミュニケーションにシフトするスキルは
Honda「発見・体験学習」の
LA(Learning Adovisor)の手法に学ぶことを
おすすめする。
参考→世界を変える学習

広がる≪未来を創る学校≫支援活動②

2005-09-16 21:11:12 | 学習支援活動
9月15日、ロサンゼルスで
JERC主催の教育オリエンテーションが開催された。
用意された席は満席になった。
NTS教育研究所の国際教育情報室室長岡部憲治(岡部の背景→オカベの目
がJERCに招かれて、
≪未来を創る学校≫である私立中高一貫校
について語った。

内容的にはだいたい次の5つのポイントが話された。

(1)私立中高一貫校のオーバービュー
(2)帰国生にやさしい私立中高一貫校
(3)学校選択リテラシー
(4)2050年の世界
(5)言語の世界

岡部は、
国際経済・政治、人口論、言語、未来論など多角的な面から
私立中高一貫校について語っていったので、保護者には
少し難しいかなと思ったが、帰国子女外来の現状から
話を始めることによって、
ロサンゼルス駐在の保護者方の不安を分かち合いながら
展開していったため、ため息と笑いが絶えない2時間の
勉強会になった。

帰国生にとって帰国後の私立中高一貫校の選択の基準は、
アメリカの教育方針とギャップがない学校である。

そういう学校は、クオリティーが自ずと高くなる。
帰国生入試をやっている学校から選択するだけではなく、
クオリティースクールとエクセレントスクールから
選択するのも一つの選択の方法であることが紹介された。
(学校選択リテラシー→2005年学校選択クオリティー指標

要するに押し付け型の教育ではなく、生徒たちの自由意志や
自由選択を尊重する学習者中心主義の教育を実践している
私立学校でなければ帰国生にとっては幸せではない。

帰国生にとって幸せな学校であるかどうかは
わかりやすい≪未来を創る学校≫の条件の1つである。

2006年新設の白梅清修と「かえつ有明」がそのような条件を
そろえていることが、岡部から紹介される一コマもあった。

また、≪未来を創る授業≫を研究している私立学校の先生方
の勉強会=CAL
については、岡部と同行していた林一也が紹介。
林はCALの事務局を運営している、
また≪未来を創る人材≫育成を支援する
Honda「発見・体験学習」の運営ディレクターでもある。

参加した保護者の中に元教員という方がいらっしゃったようだ。
日本に帰ったらCALに参加できるのかと大変興味を抱かれたようである。

≪未来を創る学校≫の支援活動は、こうしてロサンゼルスでも
広がることになった。JERCからは、来年の3月もまた違う角度から
岡部は講師を務めることを期待された。

≪未来を創る学校≫≪未来を創る授業≫を求める保護者が
アメリカにも存在するのである。



広がる≪未来を創る学校≫支援活動①

2005-09-13 20:33:13 | 学習支援活動
JES代表&JERC理事の
井出世浩氏と同僚3人と
ロサンゼルスで
夕食をとりながら
≪未来を創る学校≫について
盛り上がっていたところに、
同僚の1人岡部憲治
「先生、先生ですよね」と
語りかける若きアスリートがいた。
「昨年のセミナー
お話聞きました。あれ井出先生もいらっしゃるのですか。どうしたのですか」
「岡部先生は15日にまた講演されるので、やってきているんですよ。
打合せしているのです」
「そうですか。がんばってください♪」とさわやかに去っていった。

9月15日、岡部はJERCに招かれて、日本の中等教育における
≪未来を創る学校≫について語るのだが(参考→教育オリエンテーション)、
ロサンゼルスでは
ちょっとした有名人になっている。

ロサンゼルスの生活情報誌“Lighthouse”にも
告知が掲載されているし、案内状もロサンゼルス在住の
日本人に広範囲に配布されているようだ。

JERCの岩永理事が昨年のJES教育セミナーに参加されたときに
「岡部さんのお話は、帰国子女校という枠組みを超えた
範囲のお話だし、日本の中等教育学校がグローバルな
中でどのように動いているのかについて詳しく話されているので、
たいへん貴重な話だ」と感じたということだ。
そこで、今回招かれたということのようだ。

昨年岡部自身、≪未来を創る学校≫という書の中で
2050年を見据えた教育情報を書き上げている。
NTS教育研究所のスタッフは、
今「未来の学校を考える会」会長横田政則のもとで、
≪未来を創る学校≫を支援する活動を開始している。
日・EU市民交流年イベントの一環として
≪未来を創る学校≫セミナー
活動もその1つ。
岡部もその1人で、国際教育情報室室長として、ロサンゼルス
と東京のダブル拠点をベースに活躍している。