教育のヒント by 本間勇人

身近な葛藤から世界の紛争まで、問題解決する創造的才能者が生まれる学びを探して

がっちりマンデーに村井正平社長登場

2010-02-28 08:23:42 | 経済
☆本日のTBS「がっちりマンデー」にイオンリテールの村井正平社長が出演。

☆トップバリュ商品の儲かるシステムについて語っていた。

☆製造メーカー名をいれず、イオン株式会社

☆の名前を出していくことによって、

☆巨大な協働体を形成している。

☆イオンとメーカーの支配―被支配の関係

☆が協働体内で搾取の構造になっているのか

☆と憶測をしがちだが、

☆どうもそうではなさそうである。

☆メーカー単独では品質管理に膨大なコストをかけられないが、

☆協働体であれば、イオンの巨大な品質管理科学研究所

☆によって、マネジメントされ、むしろメリットの方が大きいようだ。

☆それから、イオン株式会社が全面的に責任を持つ

☆のはなかなかよい。

☆市場の原理と倫理のバランスが存在するからだ。

☆顧客の声を反映するスピードも速いし・・・。

☆ともあれ、協力のしかたが商品の交換の正義を契約関係

☆ではなく、

☆CSRを含む責任も負う配分の正義も含む契約関係。

☆渋沢栄一ではないが、善い競争原理のモデルである可能性がある。

☆そうそう、イオン本体の経営者は、民主党の岡田克也外務大臣の家族である。
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神奈川県教委 法的面でサポート体制

2010-02-24 06:17:24 | 学校の法化現象
いわゆる「モンスターペアレント」や部活動中の事故などへの対応で、県教育委員会は2010年度、弁護士を含めた相談窓口を設置する。学校や教員をサポートする体制を整備し、問題解決や未然防止を目指す。亀井貴嗣氏(公明、横須賀市)の一般質問に、山本正人教育長が答えた。カナロコ(2010年2月23日23時45分配信)

☆20年ぐらいまでは、学校で起きたことや教育の展開において、学校を絶対的に信頼し、保護者との間で訴訟が起こるということは例外だっただろう。

☆ところがベルリンの壁が崩れ、IT革命が起きて、フラット化や権威というものへの見直し、組織内の法的順守の問題が一般化してきたことによって、学校の聖域というイメージも崩れてきた。

☆権力や権威としての壁が崩れるのはよいことであるが、公共的精神と自由のバランス基準をもっていない現代日本社会にあって、その基準をつねに法廷によって判断してもらわなければならない状況が生まれているのである。

☆モンスターペアレンツの問題は、この表現自体、学校や教師側の目線の場合もある。つまり、保護者側からすれば正当な主張なのに、それを妥当でないいちゃもんとしてとらえられていると感じる場合もあるだろう。

☆もちろん、実際にモンスタークライアントは、どこの領域にでもいる。

☆しかし、その見極めは難しい。その見極めにはリーガルマインドが必要になる。

☆難しい社会になった。

☆しかし、それはなぜだろう。

☆それは価値観の多様化ということだろうが、価値観の多様化とは何を意味するのか。

☆判断基準の多様化である。

☆だから、第三者的判定をたのむしかない。

☆ある意味スポーツのルールと同じだ。

☆スポーツでそこは常に議論されるが、最終的にはおちつく。

☆なぜか、スポーツマンシップという価値観が共有されているからだ。

☆学校において、この共通価値、つまり共通の判断基準がないわけだから、

☆どんなにコミュニケーションをしても、合意形成ができない。

☆私立学校は、この基準は教育理念である。入学試験はその理念を共有するという

☆最初の合意の儀式である。しかし、最近はペーパー試験のみで、面接試験がなくなっているために、この儀式の意味が薄れてきているが・・・。

☆公立学校は、この儀式がつくれない。国民の権利養成の場であるから、

☆権利の闘争の場と化する。学校の法化現象は、権利を守るための場から

☆権利の闘争の場にシフトしていることを意味する。
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現代のメディア・消費・人間関係・思想の問題がコンパクトにわかる

2010-02-23 09:12:39 | 
キャラ化する/される子どもたち―排除型社会における新たな人間像 (岩波ブックレット)
土井 隆義
岩波書店

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☆東浩紀さんや宮台真司さんの問題意識をめぐる多くの論者のものの見方や考え方、感じ方などのいま・ここでがコンパクトにまとめられている。

☆内なる普遍的価値のものさしを喪失あるいは必要としない現代の子どもたち。実は、子どもだけではなく、大人もそうだ。

☆そういう人間社会では、他者の評価が大いに気なる。他者の反応に合わせたり、回避したりするキャラを自ら作りだし、サバイバルしなければならないが、それが高じると人間関係の強迫観念が生まれる。

☆こうして内閉的あるいは同質的な人間同士の社会ができあがってしまう。もはやこの社会では、他者がつくった外部データベースの組み合わせによって生まれ出る商品を生産することが、消費することが、移動することが、同質的な人間同士の安心安全ネットワークの中に居続けることができるのだ。確固たる自信や勇気は、もはや内にはない。他者や外部の評価や反応に揺れ動く。

☆その中で固有の内なるキャラクターを貫き通すと、生きにくいのであると。

☆では、どうするか。他者の中に異質の価値観をもつ人間を受け入れろと、それによって、内閉的な状況を脱し、内なる自信が生まれる・・・。

☆でもそもそも異質の他者は排除しているわけだから、それはできないし、内なる普遍的価値は不要だから、異質か同質かは、もともと差別化できないのではないか。評価や反応が違うデータの1つにすぎない・・・。

☆キャラクターとキャラの二元論から脱しなければならないということか。
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Google クリエイティブクラス形成に貢献

2010-02-22 06:46:31 | 文化・芸術
☆Googleは、Doodle 4 Google (ドゥードゥル フォー グーグル)という小中学生を対象としたデザインコンテストを主催。

☆今回は日本でも行われ、テーマは、「私の好きな日本」。 68,142 点もの作品応募があり、2 月 20 日(土)に横浜美術館で行われた最終審査により、地区代表作品、30 作品の中から、部門別最優秀作品(3 作品)、さらにその中から、グランプリ作品が選出された。

☆グランプリ作品を受賞したのは、川島 寛乃さん(神奈川県海老名市立東柏ヶ谷小学校 6 年生)で、「日本の祝日」という作品。

Googleのサイトで、川島さんの作品をはじめ他の素敵な作品も見ることができる。

☆Doodleとは「いたずら書き」のことだが、この遊びの中に子どもの才能がひらくきっかけがある。そこからクリエイティビティを伸ばしていくことができたらすてきだ。

☆Googleという社名自体遊びから生まれているし、言葉遊びのセンスが社風にあるらしい。日本の法律では、創造性を主たる目的として教育するのは高校からと定められているが、クリエイティブな言動の教育は、子どもだから大人だからと分けられる必要はないだろう。

☆いずれにしても日本の子どもたちに創造性のチャンスをつくってくれたわけだ。もちろん、ビジネスやマーケティングの一環なのだろうが、何をやるにもお金がかかるのは当たり前。創造性とお金の流れがエコロジカルに循環している社会をクリエイティブ資本主義というのだろう。
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生田斗真さんと高橋大輔さん

2010-02-20 07:00:22 | 文化・芸術
俳優の生田斗真(25)が19日、東京・ユナイテッドシネマ豊洲で初主演映画「人間失格」(20日公開、荒戸源次郎監督)の舞台あいさつを行った。文豪・太宰治の代表作の初の映画化。荒戸監督から「生田斗真をウンと褒めてやってください」とねぎらいの言葉をもらうと、生田は壇上で感極まって男泣き。念願だった初主演作の封切りが目前に迫り、「幸せです」と喜びをかみ締めた。・・・・・・・この日は、男子フィギュアスケートで高橋大輔(23)が銅メダルを獲得。生田は「(日本人男子として)史上初のことだから本当にうれしい。僕もこの映画でメダルを取りたい」と祝福。「どういう職業の方でも、同年代の方が頑張っているのを見ると勇気をもらう」と刺激を受けていた。(2010年2月19日22時55分 スポーツ報知

☆自己と世界が出会う瞬間を目の前で証明してくれた2人。

☆その点において響き合うものがあるのだろう。

☆この響きを、観客として見て喜ぶのもよし、

☆自分の人生のロールモデルにするのもよし、

☆物語のプロットタイプ化した編集を批判するのもよし。。。

☆とにかく勇気と元気をもらえるのがうれしい。

☆それにしても、アニメや映画で

☆文豪ものを使うようなっているのはなぜか・・・。

押切は、作品だけでなく「昔は大好きだった。守ってあげたい、励ましてあげたいという気持ちがあった」と太宰の男性としての魅力も。しかし「大人になってみると、ここで立ち直って欲しいというポイントがたくさんあって、励まし疲れるかなと」と複雑な思い。

☆思春期を通り抜ける一例としておもしろい感じ方。

☆いや、内閉嗜好の男の子心理を言っているのか。

☆高橋大輔さんのフリーの音楽は「道」。道化の自分と内閉の中の自分。

☆その演技が銅メダルに届いた瞬間、演技は自己実現のためのプロセス

☆いや自己実現のための戦略、

☆いや自己実現のための方法だったことに、本人も

☆見ている側も

☆気づく。まさに泥池に咲く美しい蓮の花だ。

☆世界に咲くオンリーワンの花は、しかし花であり続けるわけには

☆いかない。世界と結びつくとはそういうことなのだ。

☆押切さんは、いつまでも花に水をやっているわけにはいかない。

☆はやく実になって、世界に戻って行きなさい。私自身もそうなのだから

☆いいかげんにしてということか。

☆生田さんも高橋さんも演戯という花でありつづけるわけにはいかない。

☆そこから飛び出すために感極まる必要があったのかもしれない。

☆感動とは涙を流すためにではなく、次の展開に進むことなのか・・・。
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最も新しい世界協学大学の誕生物語

2010-02-19 08:04:10 | 
立命館アジア太平洋大学誕生物語―世界協学の大学づくり
APU誕生物語編集委員会
中央公論新社

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☆在学生の50%が海外からの留学生。そんな大学は日本にはAPU以外にない。

☆この重要性がどんなものか。身近に四方八方外国人という状況にない

☆ガラパゴス日本ではピンときようがない。

☆それは一般にどんなに本で表現されても伝わりにくいものだ。

☆がしかし、イスラム教の学生が食パンを食べることができない

☆という話は、なるほどと思うだろう。

☆豚のラードでつくられる添加物ショートニングが入っている

☆パンは宗教の違いで食べられない。

☆カフェテリアの生協のスタッフが日々いかに

☆知恵を絞っているのか、それは目に浮かぶ。

☆衣食住すべてが違う中で、

☆協学を創り上げることの困難さ。

☆それを見事に乗り越えたのがAPU。

☆その物語が本書。

☆ガラパゴス日本を解放すること、

☆国際世界でリーダーシップを発揮できる人材作り

☆グローバル市民の育成・・・・・

☆どんなに叫んでも、隣人が外国人でないのに

☆どうすればよいのか。

☆現実がないところに現実は生まれない。

☆中高段階から留学生が50%はいるというような

☆環境を作らなければ、孤島化する日本である。
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バックキャスティングとは? 責任か信頼か

2010-02-19 06:23:50 | 
2025年 あなたの欲望が地球を滅ぼす~「激安・便利・快適」の大きすぎる代償~ (ワニブックスPLUS新書)
足立 直樹
ワニブックス

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☆2025年 あなたの欲望が地球を滅ぼす。でもあなたの欲求が地球を救う。欲望には責任が付与されるけれど、

☆欲求には信頼が形成される。

☆そんなことを足立さんが言っているわけではないけれど、

☆保護と保全の差異、責任と信頼の差異を、ていねいに考えながら、

☆2025年から逆算して問題解決策を練っていく思考錯誤ができる本。

☆身近な物や事や物言いに気づかぬ錯誤があることが

☆わかる本でもある。

☆足立さんのようなサスティナブル・プランナーの仕事は

☆新しい。キャリア教育の中に取り入れるとおもしろい。
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国母選手の服装問題の問題性

2010-02-15 09:18:15 | 文化・芸術
公式ウエアの乱れた着方で強い批判を受けたスノーボード・ハーフパイプ(HP)男子、国母和宏選手(21)が開会式参加を自粛する事態になったことについて、五輪取材センターで国母選手の写真を見せながら各国記者に尋ねると、「問題だ」「目くじらを立てなくても」と、反応は大きく二つに分かれた。中日スポーツ 2010年2月14日

☆この問題性は、明治以来の日本の国民性があまりかわっていないということだろう。

☆議論があるからよいのだが、この背景には「国土」の問題が横たわっていると思う。

☆内田隆三さんの「国土論」を読むのがよいのではないかな。

国土論
内田 隆三
筑摩書房

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ドイツの有力日刊紙「フランクフルター・アルゲマイネ」のエビ・シメオニ記者も「2、30年前ならドイツでも問題になっただろうけど、今は違う。選手は最高の演技ができるよう、快適な服装をすればいい」と、国母選手に同情的だった。

☆とあるが、ナショナリズムの匂いに敏感なのが、今のドイツなのかと少し感心したが・・・。
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大学生への仕送り額25年前の水準に減

2010-02-11 09:48:03 | 学習支援活動
親元から離れて暮らす大学生への仕送り額が、25年前の水準まで落ち込んでいることが10日、全国大学生活協同組合連合会(東京)の調査でわかった。・・・・・・マンションやアパートなど自宅外(寮を除く)から通う大学生への仕送り額は月7万4060円(前年比3520円減)で、月7万4240円だった1984年並みに下がった。仕送りゼロと回答した学生は全体の10・2%(同1・9ポイント増)に上り、70年以降で初めて1割を突破した。不況の影響からアルバイト収入も減少し・・・・・・読売新聞2010年2月10日22時21分配信

☆大学通いながら起業する新しい苦学生の出現が激増するということか。

☆子ども手当が大学生の学習支援起業に回る循環システムをつくるとよいのでは。

☆新渡戸稲造の「遠友夜学校」の現代化を起業する大学生チームが

☆生まれると「ひと・もの・かね・情報」すべてが回る。

☆エコゾフィー的発想でいく学生の出現に期待。
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思春期のとらえ方を変える契機

2010-02-07 17:34:37 | 
思春期をめぐる冒険―心理療法と村上春樹の世界 (新潮文庫)
岩宮 恵子
新潮社

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☆思春期を迎えた子どもと家族のケースを村上春樹さんの作品と重ねて

☆解き明かしていく仕掛けになっている。

☆しかし、あまりに思春期の公式をあてはめて

☆村上春樹さんの作品を読み解いているからか、

☆村上さんの読みが果たしてこれでよいのかという

☆疑問を読者は抱くのではないだろうか。

☆村上さんは解は設定していないはず。

☆ところが心理療法的には解を導きたい・・・。

☆このGAPが、思春期のとらえ方が岩宮さんやそのお師匠さんである

☆河合隼雄さんの枠組みが窮屈であることを示唆しているのではないか。

☆向こう側とこちら側という異界と日常の分け方は、よいが、異界に

☆思春期の性を死想として設定するのは、いささか疑問だ。

☆性はむしろ自然の象徴であり、死想ではなく詩想である。

☆思春期は自己としての人間の精神と社会的適応の葛藤に性としての自然が割り込んで

☆精神と社会と自然のつながりを果たそうとする詩想の瞬間なのである。

☆その詩想が思想を生むか死想を生むかは、まさに人間関係や社会的な環境

☆によるのだが。
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