教育のヒント by 本間勇人

身近な葛藤から世界の紛争まで、問題解決する創造的才能者が生まれる学びを探して

入試問題に変化

2006-02-06 08:35:02 | パラダイム
2006年の私立中高一貫校の入試問題は
変化があった。

たとえば算数だが、
計算1つとっても論理的な
思考を要求してくる。

機械的なドリル練習的な
問題ではなくなっているような気がする。

それから既習の公式を
適応するのではなく
自ら数の関係を見つけながら
つまり論理発見する力が
要求される問題が
開成・麻布・武蔵では
大胆に出題されている。

これは実は数学的センスをみている。

入試問題を受験業界的に
出題分野、難度、合格得点
というような項目で分析するだけでは
なく

どのような学びの世界が
準備されているのかという
視点で見ていくのもおもしろい。

(このような切り口でみようと試みている
サイトは以下を参照のこと。

ホンマノオト→「私立中高一貫校研究
NTS教育研究所→「編集者コラム
NTS教育研究所→「入試問題に見る学び」)

その学校の学びの環境が見えてくる。
学びの環境が見えれば
どういう人材教育がされ
人材が輩出するのか見えてくる。

そして輩出される人材によって
未来も変わる。

入試問題は未来の社会を予想する
素材なのである。

「テストの社会学」はこういう
ことを分析するべきだ。

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