出現する未来から導く ― U理論で自己と組織、社会のシステムを変革する | |
クリエーター情報なし | |
英治出版 |
☆U理論というのは、
☆結局はありのままにの領域に、人も社会も自然も
☆旅をすることだ。
☆ロードオブザリングのように根源的なルーツにまで旅する物語だ。
☆ある意味、それは十牛図。
☆最終段階は、村人と対話しているすてきな時間を共有し続ける境地。
☆モモが時間泥棒からその時空を取り戻す場所。
☆ありのままにとは、実は自分の本当の姿ではなく、
☆人間や社会や自然が全体としてそんなエコシステムで
☆つながっている世界に行きつくという
☆根源的なお話。
☆その経済社会の段階が4.0だから、
☆本書で述べられている経済社会2.0である自由市場の場所や
☆経済社会3.0である社会的市場から見たら、
☆ユートピアということになる。
☆では、経済社会4.0は実現可能だろうか?
☆本書ではそこは書かれていない。
☆現在はまだまだ経済社会2.0.
☆その環境を排除して、条件がそろった場所で4.0の実験ができるわけではない。
☆いまここで、4.0に向けてアクションを起こしていく。
☆そううまくはいかない。
☆そこでU理論的組織論というものがある。
☆がしかし、U理論が世の中に生まれてから、上手くいったという話は聞かない。
☆なぜか?
☆それは、経済進化のマトリックスを眺めればわかる。
☆未だ、4.0で議論されずに1.0や2.0の段階のままのものがあるからだ。
☆そこを根源的に深めていかない限り、ユートピアで終わるだろう。
☆いまだに十牛図やモモの世界が現実的でないのと同じだ。
☆ビジョンが遠近法的な囚われから解放されれば、
☆根源的な泉の森へ旅を続けることができるだろう。