教育のヒント by 本間勇人

身近な葛藤から世界の紛争まで、問題解決する創造的才能者が生まれる学びを探して

大学生が飽きない授業?

2007-11-23 09:47:25 | 文化・芸術
読売新聞(2007年11月23日)によると、

<大学教員による授業改善の実践例を集めた「授業を効果的にする50の技法」(アルク)が出版された。大学全入時代に向け、「教員の教える力を高める取り組み」=FD(ファカルティー・デベロップメント)に力を入れる大学が増える中、活用が期待されている。・・・「文部科学省によると、「教員研修会」や「教員相互の授業参観」などFDを進めようとしている大学は年々増え、2005年度には国公私立計713大学の81%が、何らかの形で導入しているという。・・・そこで赤堀侃司(かんじ)・東工大教授を中心に、松本准教授ら授業改善に取り組む各大学の教員ら8人が、「授業の導入法」「質問を活発にする方法」「出席の取り方」といった場面ごとに実践例をまとめ、今年8月、「50の技法」を出版した。例えば「フランス思想」の講義で、教材として取り上げているのは、2人の農民が畑で祈るミレーの作品「晩鐘」。この絵が描かれた19世紀フランスの農村との設定で、学生に同じようにポーズを取らせてセリフを考えさせるなど、学生をあきさせない工夫を紹介している。・・・>

★FDとはそういうことだったのか。もっとコミュニケーション行為を鍛えることを意味すると思っていたが。。。

★つまり、どうやったら、一発で好奇心、開放的精神、批判的精神、コラボレーション、メンタースキル、リーダーシップというサバイバルスキルを鍛えることができるかのかということを鍛えるメタ・サバイバルスキルを意味すると思っていたが。

★それはともかく、大学生が授業で飽きないための必読のテキストはやはり、佐藤多佳子さんの「しゃべれどもしゃべれども」(新潮文庫)ですね。

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