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定見のない黒田発言でドルが急落、輸出セクターから内需セクターへ転換か

2015-06-11 | 注目対象…譲渡益税分は寄付に廻して下さい
今まで散々円安を煽っていた黒田日銀が、
突然に円安を牽制するというブレブレの態度を見せた。
予想通り、最も評価の低いFRB議長アーサー・バーンズの二の舞になるのは間違いない。

円安誘導は中間層や低所得層に輸入インフレの打撃を与え、
富裕層や経営層ばかり潤わせる腐った政策である。
そうした現実をやっと認識し始めたのかもしれない。
(再来年あたりには、もう完全に手遅れだと漸く気付くだろう)

因にドイツ証券の田中泰輔氏は、今年の9月までに
年金勢のドル買いがピークを越えること等から、
今年のドル円上昇幅は5%程度としている。

▽ こちら参照

『週刊ダイヤモンド』2015年6/6号


日銀総裁発言受け円急伸 一時122円46銭 輸出関連銘柄に売り(SankeiBiz)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150610-00000000-fsi-bus_all
”日銀の黒田東彦総裁は10日の衆院財務金融委員会で、円の総合的な実力を示す実質実効為替レートについて「ここからさらに円安はありそうにない」と述べ、一段の円安進行に慎重な見方を示した。この発言をきっかけに東京外国為替市場の円相場は急上昇、一時1ドル=122円46銭まで円高ドル安が進んだ。
 この日の東京市場の円の対ドル相場で、高値と安値の差に当たる値幅は2円17銭。日銀が追加金融緩和を決定し円安ドル高が進んだ昨年10月31日(2円34銭)並みの大きさとなった。
 円安ドル高が急ピッチで進んだ5月下旬以降、黒田総裁は円安進行を牽制(けんせい)する内容の発言を特にしたことがなかった。「総裁があえて自ら為替相場に踏み込むのはサプライズ」(銀行系証券)といった声が出た。
 10日の東京株式市場の日経平均株価は一時、前日終値比168円高となったが、黒田総裁の発言を受けた円の急伸で輸出関連銘柄を中心に売りに押され、下げに転じた。〔中略〕(2015年6月11日付フジサンケイビジネスアイ朝刊)”

ドル円と輸出関連の急落を見て、今後それらの上昇速度は低下すると判断した。
黒田発言は内需セクターへのフロー変化を呼び込む可能性がある。

 サイゼリヤ   2,585   △102   強烈な上げ


 カルビー    5,010   △115   再び高値を窺う


 トリドール   1,591   ▼11    岩井コスモが注目しているようだ


あとはこちらに注目中。(確信はない)

 マーベラス   1,577   ▼17    下髭が出た


「政策に売りなし」で、輸出セクターから内需・新興市場シフトが起きるかもしれない。
動きの強い竹内は維持、輸出関連ショートはひとまず撤退だろう。

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