今週の週刊エコノミストの商社特集は概ね想定の範囲内。
先週、「株価に出遅れ感ある」と書いたが、
業績に関していかにも景気のいい話は出ていても
株価で見ていくと余り良い状況とは言えないのだろう。
成長分野の再エネ・新エネもまだ種蒔きの時期で
大きく開花する迄は時間がかかりそうだ。
(暗愚な安倍と菅が、風力開発を事実上妨害してきたせいもある。。)
エントリーのサブタイトルは91頁より。
ニッセイ基礎研究所の斎藤太郎氏が、行動制限の緩和に入った米国に比して
緊急事態宣言や蔓延防止措置によって日本経済の低迷が鮮明で
(7〜9月期の成長率見通しは年率換算で僅か0.8%)
日米経済の格差が拡大すると指摘している。
選挙で愚民B層が暗愚な安倍や菅の専横を許すからこの惨状に陥ったのだ!
◇ ◇ ◇ ◇
東洋経済の米国株特集は「逆指標の気配濃厚」と書いた通り、
特集を組んだ瞬間にNYが軟調になったのには驚嘆するしかない。
先週、「「まだはもうなり」が市場の常である」と書いた。
次週の東洋経済は日本株特集のようだから、益々不吉である。
最近名前が出なくなった山崎元氏によれば「市場はバブルを形成中」だそうだが、これは誤りだ。
日米とも市場は今まさにバブルの最中なのであり、バフェット指数が真相を語っている。
意外に面白かったのが荻原博子氏へのインタビュー。
経済政策のリテラシーとしては論外な話ばかりの論者だが、
(公的年金の世代間格差を渋々ながら漸く認めたのは進歩だ)
シティの外貨預金の話は非常に面白かった。
ただこれ、単なる金融リテラシーの話に過ぎないのでは。。
名著『日本の長期停滞』では高齢者福祉の負担累増が
日本の消費を抑制してきた事実を実証しているので、
氏もまともな研究書を読んで勉強すべきだろう。
◇ ◇ ◇ ◇
ダイヤモンドは「新・階級社会」特集。
何となく皆が感じていたであろうことで、
問題はこの「中流貧民」が安倍や菅の利権癒着政治に毒されて
冷淡な利己主義・生活保守主義の泥沼に陥ってしまい、
経済を沈滞させる少子化と女性就労抑制を放置していることだ。
バラ撒き自民に投票している限り、日本経済が
低成長の罠から抜け出すことは出来ないのである。
その証拠に、財政出動も構造改革も異次元緩和も碌な効果がなく、
日本の成長率は低落してゆく一方ではないか!
先週「「ITゼネコンの巣窟 デジタル庁」も、自民の腐敗政策がもたらした病巣の証左」と書いたが、
自民党が保守退嬰の企業と癒着しているから必然的にこうなるのだ。
医療界から巨額の献金を受け取っているから効果的なコロナ対策が出来ないのとよく似ている。
安全保障を掲げて日の丸クラウドを育成することも怠ってきた。
これが先見性のない利権癒着の自民党の醜態なのであり、
必然的に後手後手を繰り返す理由でもある。
◇ ◇ ◇ ◇
次週は逆指標の嫌な予感がたっぷり、日米ともマーケット大丈夫かな。。
▽ 緊急特集「菅政権崩壊」は見ておこう
▽ 東洋経済は恒例の四季報特集だが、四季報よりマーケットを見ていた方が早いと思う
▽ 驚いたのがエコノミスト、秋に合併号ということは働き方改革なのだろうか?
インフレに強い不動産、役立ち度ではエコノミストが一番かも。
先週、「株価に出遅れ感ある」と書いたが、
業績に関していかにも景気のいい話は出ていても
株価で見ていくと余り良い状況とは言えないのだろう。
成長分野の再エネ・新エネもまだ種蒔きの時期で
大きく開花する迄は時間がかかりそうだ。
(暗愚な安倍と菅が、風力開発を事実上妨害してきたせいもある。。)
『週刊エコノミスト』2021年 9/14号 【特集:商社 最高益の狂乱】 |
エントリーのサブタイトルは91頁より。
ニッセイ基礎研究所の斎藤太郎氏が、行動制限の緩和に入った米国に比して
緊急事態宣言や蔓延防止措置によって日本経済の低迷が鮮明で
(7〜9月期の成長率見通しは年率換算で僅か0.8%)
日米経済の格差が拡大すると指摘している。
選挙で愚民B層が暗愚な安倍や菅の専横を許すからこの惨状に陥ったのだ!
◇ ◇ ◇ ◇
東洋経済の米国株特集は「逆指標の気配濃厚」と書いた通り、
特集を組んだ瞬間にNYが軟調になったのには驚嘆するしかない。
先週、「「まだはもうなり」が市場の常である」と書いた。
次週の東洋経済は日本株特集のようだから、益々不吉である。
最近名前が出なくなった山崎元氏によれば「市場はバブルを形成中」だそうだが、これは誤りだ。
日米とも市場は今まさにバブルの最中なのであり、バフェット指数が真相を語っている。
『週刊東洋経済』2021年9/11号 (まだ間に合う 米国株超入門) |
意外に面白かったのが荻原博子氏へのインタビュー。
経済政策のリテラシーとしては論外な話ばかりの論者だが、
(公的年金の世代間格差を渋々ながら漸く認めたのは進歩だ)
シティの外貨預金の話は非常に面白かった。
ただこれ、単なる金融リテラシーの話に過ぎないのでは。。
名著『日本の長期停滞』では高齢者福祉の負担累増が
日本の消費を抑制してきた事実を実証しているので、
氏もまともな研究書を読んで勉強すべきだろう。
◇ ◇ ◇ ◇
ダイヤモンドは「新・階級社会」特集。
何となく皆が感じていたであろうことで、
問題はこの「中流貧民」が安倍や菅の利権癒着政治に毒されて
冷淡な利己主義・生活保守主義の泥沼に陥ってしまい、
経済を沈滞させる少子化と女性就労抑制を放置していることだ。
バラ撒き自民に投票している限り、日本経済が
低成長の罠から抜け出すことは出来ないのである。
その証拠に、財政出動も構造改革も異次元緩和も碌な効果がなく、
日本の成長率は低落してゆく一方ではないか!
『週刊ダイヤモンド』2021年 9/11号 (新・階級社会 上級国民と中流貧民) |
先週「「ITゼネコンの巣窟 デジタル庁」も、自民の腐敗政策がもたらした病巣の証左」と書いたが、
自民党が保守退嬰の企業と癒着しているから必然的にこうなるのだ。
医療界から巨額の献金を受け取っているから効果的なコロナ対策が出来ないのとよく似ている。
安全保障を掲げて日の丸クラウドを育成することも怠ってきた。
これが先見性のない利権癒着の自民党の醜態なのであり、
必然的に後手後手を繰り返す理由でもある。
◇ ◇ ◇ ◇
次週は逆指標の嫌な予感がたっぷり、日米ともマーケット大丈夫かな。。
▽ 緊急特集「菅政権崩壊」は見ておこう
『週刊ダイヤモンド』2021年 9/18号 (東証再編 1部上場664社に迫る大淘汰) |
▽ 東洋経済は恒例の四季報特集だが、四季報よりマーケットを見ていた方が早いと思う
『週刊東洋経済』2021/9/18号 (株の道場 ~成長先取り編~) |
▽ 驚いたのがエコノミスト、秋に合併号ということは働き方改革なのだろうか?
『週刊エコノミスト』2021年9月21・28日合併号 |
インフレに強い不動産、役立ち度ではエコノミストが一番かも。