寝ぼけながら、ご飯を炊くにおいがするような気がして9時過ぎ起床。
一階に降りると、机に竹のランチョンマットが敷かれ、その上に茶碗や味噌汁椀がきちんと伏せて旅館の朝のような風景になっており、台所から卵をかき混ぜる音。
仕事で徹夜して、起きたまま朝になり、朝ごはんを作ろうと思い立ったらしいダーリン。
普段我々は起きる時間がバラバラで、朝と呼べる時間に揃って食事なんて滅多にないことである。
炊きたてのごはん、あおさに似た岩のりという海藻を入れたおすまし、だし巻き、きゅうりの浅漬け。
いつもはシリアルなどで済ましているが、朝からつやつやの米はやはりいいものだ。
料理はほとんど私の役目になっているが、ごく稀に、こういう日もある。
お膳を整えて食事を作ってもらうことはどうしてこんなにうれしいのだろう。
午後から貸衣装屋に行く。
ドレスを見に来たのだ。我々は今年の秋に結婚する。
夕飯、おいしいピザを求めて、東一条通りにある石釜ピザの店に行ってみた。
広々とした店内、客席もゆとりがあり、カウンターには生ハムの塊、奥のキッチンはガラス張りで、薪が積まれ、その横の石釜の中はオレンジ色に燃えている。
6時半頃で客は我々のみ。メニューはイタリアンとスペイン料理。
ピザはマルゲリータにした。薄いけれど食べ応えのある芳ばしい生地にしっかりと風味のあるモッツァレラチーズ、とてもおいしい。
注文した他2品を食べ終えたが、我々の胃は全然満たされていなかった。
パエリアなんかも食べてみたかったが、ケの日の食事にしては高く付きすぎるので店を出た。
家でお茶漬けという胃でもなく、まだチーズの味が恋しい我々がたどり着いたのはマクドナルド。
そしてチーズバーガー、この味も未だにおいしいと感じるのだった。
こういう貧乏性による妙な食事が、のちに良い思い出になりますように。
一階に降りると、机に竹のランチョンマットが敷かれ、その上に茶碗や味噌汁椀がきちんと伏せて旅館の朝のような風景になっており、台所から卵をかき混ぜる音。
仕事で徹夜して、起きたまま朝になり、朝ごはんを作ろうと思い立ったらしいダーリン。
普段我々は起きる時間がバラバラで、朝と呼べる時間に揃って食事なんて滅多にないことである。
炊きたてのごはん、あおさに似た岩のりという海藻を入れたおすまし、だし巻き、きゅうりの浅漬け。
いつもはシリアルなどで済ましているが、朝からつやつやの米はやはりいいものだ。
料理はほとんど私の役目になっているが、ごく稀に、こういう日もある。
お膳を整えて食事を作ってもらうことはどうしてこんなにうれしいのだろう。
午後から貸衣装屋に行く。
ドレスを見に来たのだ。我々は今年の秋に結婚する。
夕飯、おいしいピザを求めて、東一条通りにある石釜ピザの店に行ってみた。
広々とした店内、客席もゆとりがあり、カウンターには生ハムの塊、奥のキッチンはガラス張りで、薪が積まれ、その横の石釜の中はオレンジ色に燃えている。
6時半頃で客は我々のみ。メニューはイタリアンとスペイン料理。
ピザはマルゲリータにした。薄いけれど食べ応えのある芳ばしい生地にしっかりと風味のあるモッツァレラチーズ、とてもおいしい。
注文した他2品を食べ終えたが、我々の胃は全然満たされていなかった。
パエリアなんかも食べてみたかったが、ケの日の食事にしては高く付きすぎるので店を出た。
家でお茶漬けという胃でもなく、まだチーズの味が恋しい我々がたどり着いたのはマクドナルド。
そしてチーズバーガー、この味も未だにおいしいと感じるのだった。
こういう貧乏性による妙な食事が、のちに良い思い出になりますように。
すごい
これからの日記も楽しみにしてます。
えへへ
これからもどうぞよろしくお願いします。
おめでとうございます!!
文章中にするっと出てきてびっくりしたよ
お嫁さんか~素敵やわ
昨日、妹にエステの体験に連れてってもらって、同い年くらいのエステのお姉さんに、「普段買い物どこでされるんですか」と聞かれた。それで、近所のスーパーの名前を言ってしまい、言ってすぐさま、そうじゃなくて服とか靴とかそういう買い物のことを聞いてるのだと気付き、藤井大丸などに行きますと付け加えた。
こうして所帯染みていくのだろうと思った。
さりげなく、文章に滑り込ませるのがうまいですね。
同世代がどんどん結婚して行き、なんだか羨ましいような、寂しいような気持ちで一杯です。
どうかお幸せに!
だいぶ遅ればせながらなのですが、7月の公演を観に来ました。
老いた人が出す人生の味みたいなのものに興味があったので、とても面白かったです。なぜか涙が出ました。最後の百鬼夜行のように歩く姿も印象深かった。
みかちゃんは、相変わらず美しいな、と思いました。舞台慣れしている人が一人いると、途端に作品の精度が増すような気がし、安心して観られました。ああ、ファンですね。
終わった後に声をかけようと思ったのですが、次の日が朝早かったので、アフタートークを聞く間もなくホールを後にしました。残念。
またどこかでお会いできる事を願って。
ありがとうゴザイマス!
それと伊丹まで観に来てくれてありがとう!!
最後に行列になって歩く所は、それまで日常を生きて来た「私」のことをそれぞれ口にしていたが、そのひとたちをフィクションの世界に連れて行くような、もう書き込む隙のないくらい多くのことを持っている彼らをそのまま白紙にしてしまうような、死神のような感覚もありました。
とにかく今年の大仕事なんとか無事にやり遂げたという感じデス。