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流出雑記 

2月18日

2009年02月19日 | Weblog
3時前就寝6時45分起床

身支度、朝ご飯、南瓜とチーズのロールパンサンド、コーンスープ

7時50分家を出る。
10時から梅田で仕事。
阪急で眠りこけている間に梅田着。
会場のスカイタワービルに向かう。数年前に『人体の不思議展』を見に行って以来でどこにあるのかよくわからない。ヨドバシカメラの辺りに出て二股のビルを探すが見当たらず。しばらく行くと、矢印が出ていたのでその方へ歩く。
阪急梅田からスカイタワーは真横からしか見えない。普通のビルだと思っていた目の前の建物がそれだった。
はじめて来る会で主宰の方とロビーで待ち合わせて入る。
9階の一室、企業のナントカ部という部屋が並ぶ中に会社OBの為の寄り合いの場所があった。
描き手は6人

2時間半着衣5ポーズ固定

普段着。かぶっていたファーの帽子もおもしろいのでそのままでいいと言われる。

9階の窓の外からヨドバシカメラが見える。薄曇り。道路をゆっくり流れていく車のライトに反射する光を見ていた。道路も排気ガスと騒音から遠いところから眺めているのは嫌じゃない。

ポーズが終わってからお昼をご馳走していただく。
地下の食堂街の定食屋。それぞれ豚生姜焼き定食、バランス定食などをとる。
バランス定食は小鉢がいろいろ、フルーツヨーグルトも付いていた。
メンバーの方は皆食べるのが早いのでちょっと箸を急がせる。
今日単発の仕事だったが来週もう一度、今度は民族衣装で描きたいということでサリーを着ることになる。
2時頃別れる。
7時からアイホールでダンスを観る予定だが時間がある。スカイタワー内に映画館があったので何がやっているか見に行ってみたが観たいものはない。
国立国際美術館に『アヴァンギャルドチャイナ展』を見に行くことにする。

梅田から肥後橋へ。
入場料、大人1000円・大学生500円。
…。
平日の昼間ふらりとやってくるのは大学生に違いない。
鞄の中をごそごそしながら学生証を探す。
忘れてきたようですと言う。
年齢確認できるものをと言われ保険証を出し25歳大学院生デスと言う。
受付の方があまりに快く通して下さったので丁寧にお礼を言い、しっかり見て糧にしますので許してください と思う。

気になっていたアヴァンギャルドチャイナ展。
ジャン・シャオガンの『血縁』という家族の肖像を描いたシリーズにとても惹かれた。
しーんとしているのにかさこそと空耳のような音がずっと聞こえてしまう感じ。
つげ義春のまんがから感じるものに似ていると思った。

スン・ユアン+ポン・ユウの『老人ホーム』
まるで本物のように精巧に作られた世界各国の十数人の老人たちが電動車いすに乗せられている。
車いすにはセンサーがついているそうで障害物を感知して曲がる。数十台が一所でぶつかるかぶつからないかの不規則で目的の無い移動をし続けている。それが恐い。曲がるときのタイヤと床の擦れる音が耳に残る。

全体的に、握力を感じる作品が多いという印象。
見応えも見る価値もあり。

JRで伊丹に移動。アイホールでダーリンとおちあう。
ベルギーのダンスカンパニー、ピーピング・トムの『土の下』という作品を観る。
ダンサー3人、80歳の女性、オペラ歌手、エルダー企画の参加者で7月に公演に出てもらう方が3人特別出演されている。
舞台はソファーなどが置いてある室内だが土に埋もれていて人が出て来たり骨が出て来たり。
しかしダンス自体はあまりおもしろくない。

終わって近くの餃子専門店に行ったが閉まっていて、仕方なく空腹男子の為にすべてが大盛りな定食屋で飯。 
四条まで帰り、ビールが飲みたいダーリンとcoconの地下のHUBへ。
サングリアとフィグマンゴーパンプキンパイという私にはストライクな食べ物。
飲むと早起きし1日歩き回った疲労がどっと出て帰りたくなった。

この頃立て続けにダンスを観ている。
15日 白井剛 『bluelion』、18日 ピーピング・トム 『土の下』、19日 鈴木ユキオ 『言葉の先』 
『bluelion』では舞台を観てはじめて涙が出た。