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流出雑記 

2月13日

2009年02月13日 | Weblog
4時就寝10時過ぎ起床ならず二度寝のち12時過ぎ。

昨夜、疲れてコタツで寝てしまったダーリンの寝言
「…井戸じゃないですかねえ…深いっちゃ深いですねえ…うーん 難しいんじゃないですかねえ。」

起きてからそのことを話したが何も覚えてないという。

白井さんのダンス公演は今日が初日。ダーリン昼前に家を出る。

昨日帰ってから焼いて隠しておいたガトーショコラを出して切ってみる。
見た目は普通だが小麦粉の量をかなり測り間違ったように思い不安だったが薄く切って食べてみると不思議なほど問題なし。
去年もコートドールのチョコで作り今年もそうした。ガトーショコラは焼いたその日より2日くらい経った方が濃厚になっているように感じる。

新聞やテレビで今年の花粉は去年の数倍としょっちゅう言うので恐くなり今年はしっかり予防策をとることにする。
耳鼻科には夕方行くことにしその前に京都市美術館に京芸の作品展を見に行く。
外に出ると家の中より温い。なんとなく視界が霞んでいる。
自転車で風をきっていると目と鼻がさわさわしてきた。
鼻炎の症状がもう出ている人も多いそうだが、私はまさしく今日からだった。
でもまだ軽い。
少し雨がぱらつくなか美術館着。

同じ高校だったアクセサリーを作っている友人の作品があった。
ウェディングのメッセージカードの提案。

版画に気になる作品があった。透明感のある神経組織のような作品。

色んな形と色と質感の中を渡った後自転車に乗る。
丸太町に出て北白川の方へ向かう意識で適当に知らない道を走っていたら黒谷の方に出て、坂を上って行くと思ったより急な坂が続き、民家が減って山道らしくなりそのうち墓地に出た。戻るのが面倒でなんとかして北白川に出ようと墓地の中を突っ切ってみる。無縁仏の整列が恐い。
どうやらこの墓地から北白川には出られないとわかる。
戻らず帰る道はないかと、自転車を引きながらガツンガツン無理矢理石段を下りていくと駐車場に出た。
道なりに走ると丸太町にもどった。

造形大の近くの耳鼻科。初めて入る。
待合室にはお母さんに連れられて来ている子供が多い。
『日日雑記』を読みながら40分くらい待ったと思う。
診察室に入る。先生は女性で明るい声のどっしりした人。この病院当たりだと思う。
鼻とのどと耳の中を見て、「んー、あー…なるほど」と言って何種類もある花粉症の薬の説明をしてくれる。
効き目の強いのは眠くなるが眠くならないのは中程度、でもあなたはこっちでも効くと思うと言われる。
「あなた鼻の粘膜が赤いから相当ムズムズするほうだと思う。市販の鼻スプレーは強すぎて使い続けると慢性的な鼻づまりになる人もいてあなたの粘膜はその可能性があるから市販のは使わない方がいいと思います。粘膜は白っぽい人が多いんだけどあなたは血行がいいからムズムズするんです。点鼻薬出しておきますね。」
手足は真夏でも冷たいのに鼻の粘膜はそんなに血行がいいのだろうか。
あと洗濯物も外に干さない方がいいし、髪も束ねた方が花粉は付きにくいし服もニットとかよりナイロンのものの方が付かないよと教えてもらう。
お洒落度外視で防ぎますと言ったら先生はカカカカカと笑った。
普段風邪の時はどういう薬を飲みますかと聞かれ、ひき始めは改元でしのぎますがまずいなと思ったらルルとか、でも全然風邪引かないですというとまた笑った。
点眼も処方してもらい、経過見ながら薬も変えて頑張りましょうと言われる。
この先生に身を任せれば私の春は万事OK。なんて心強い。心をこめてありがとうございましたと言う。
看護婦さんに「こちらで吸入してください」と鼻からプールのにおいのする霧を3分ほど吸わされる。

薬を受け取り小雨のなか帰る。