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流出雑記 

アイロン

2009年02月24日 | Weblog
2時就寝6時40分起床

昨夜遅くにダーリンの後輩E君が来て二階で何か編集作業をしていた。私は一階のコタツで寝る。
いつ帰ったのか知らないが私が起きるとダーリンもコタツで寝ていた。
トイレに行くと水が流れ続けている。うちのトイレは水を流した後レバーを真下に戻しておかないと水が止まらないのだ。これは多分E君。それはまあいいとして、二階に上がると全部の電気とエアコンとパネルヒーターも付けっ放しになっていた。
もあっとするほど無駄に暖まった部屋。これには腹がたってダーリンを起こす。
寝るつもりはなかったとか言って二階に上がった。後で見に行くと寝袋にもぐって芋虫のように寝ていた。

8時半から母校の高校で仕事。雨だが自転車で向かう。
共通実習のクロッキー。
懲りすぎず体の流れがつかみやすいポーズを心がける。10時に終わる。

終わっても雨。

少し買い物して家に戻る。入れ違いにダーリン教習所へ。明日仮免の試験らしい。
コーンスープを飲みながらコタツに入ると眠くなり二時間ほど寝る。
起きて南瓜とチーズのマフィンを食べる。

洗濯物を片付けアイロン掛け。
この前テレビで仕立ての衣類専門のクリーニング店のことがやっていていた。お店は家族でなさっていて、アイロン台が2台しかないこじんまりとした店内。
お客の体に合わせて仕立てられた高級なスーツがずらっと並ぶ。同じようなスーツに見えてもアイロン職人は持った感じでこの人は肩が前に出ているなとか胸が張っているというのがわかるらしい。
一着一着手仕事なのでジャケット一着仕上げるのに1時間近くかかる。
ジャケットの裏地から肩パットの中に至るまで丁寧にアイロンを滑らせていく。皺が寄ったり型がくずれたところを元に戻してあげるのが職人の仕事。本当に丁寧に仕立てられたものなら40年着られているスーツもあるそう。三つ揃えでクリーニングに約一万円。それでも一度ここに出した人はその仕上がりの美しさにまた出しにくるという。
職人は70歳を超えていたが一度も旅行に行ったことがない。留守中もしも火事などで大切な預かりものが燃えてしまうことがあったらと思うと家を空けられないと笑っていた。

私はワイシャツをほとんど着ない。アイロン掛けするのはダーリンのシャツばかり。
中学の頃好きだった男の子の制服のシャツはいつもきちんとアイロン掛けされていた。それは彼の母がしてくれていたのだろうけど。席順が彼の真後ろだったとき、ぴしっとプレスされたシャツの背中のラインをきれいだなと思って毎日眺めていた。

デザインを仕事とするダーリンの着るシャツは高かろうが安かろうが美しくあるべしと思う。

夕食のドライカレーとかき玉スープを作り5時過ぎまた仕事に出る。

3時間6ポーズ固定
ふとした感じのポーズを心がける。
よく描きにこられている顔見知りの方に最近ポーズがとても良いですね、いろいろ考えて工夫されていますねと言われうれしくなる。
今年で6年目。もっといい仕事ができるよう精進致します。