2022 備忘録

思いついたことを書き残す。

東北旅行 雨の酒田

2019年10月19日 | ひとりごと

2日続けて好天に恵まれ気を良くしていたら朝から本降りの雨。またレンタサイクル移動を目論んでいたがとても無理。
今日のお目当ての土門拳記念館は交通の便が少々悪い。もっとも自家用車移動を前提の街の構造からすれば止む得ないところ。





バス移動も本数が少なく活動が大幅に制限される。酒田を訪れる人は事前に事項表をしっかり把握することがおすすめだ。
結局まず「山居倉庫」まで歩き、ここからタクシーで「土門拳記念館」へ移動。



土門拳の画像(プリント」に圧倒される。油彩ではないかと錯覚するような仏像の写真など現代に画像とは違う迫力を感じる。
建築は谷口吉生。30年以上前にも一度訪れたことがある。しっかり作られた建築は未だすきを見せない。照明ルーバーなど時代を感じさせるところはあるものの本物感が素晴らしい。

見終わって市街地に戻り昼食。「米沢屋」という焼きそば屋さんで初めて食べた「あとかけのソース焼きそば」つまりソースは自分の好みによって量を計る。
麺そのものの味を味わう。



坂田駅では14:30分発の「いなほ10号」を待つのに時間を持て余す。構内がにぎやかだったので覗いたら何かのイベント「トレインフェスタ@湊町さかた」というらしい。撮り鉄が大集合。イベント列車にはあまり興味がわかないが、JRも苦労しているなとの印象。

今回の旅行で使われなくなったレールや架線柱、ホームが草に埋もれている風景を随分目にした。おそらく農産物の積み出しのためのものだったのであろう。物流は自動車が主役になって久しい。もっとも羽越本をふくめ日本海ルートの貨物輸送は東日本大震災のときも東北本姓に変わって大活躍だったそうで今回も高崎線以上に貨物列車に遭遇した。


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