夏草や 田植えし苗の 長く伸び
梅士 Baishi
昨日は久しぶりに山歩きをした。
遍路コースの山道を間違えて、とんでもない藪に阻まれた。
蜘蛛の巣と格闘しながら必死に迷路を抜けて出発点まで戻った。
そして再び同じコースにチャレンジした。
遍路といっても油断がならない。
案内板は肝心の所で不親切である。
都合5時間の山歩きとなった。
夏山はとにかく暑い。
その上、ヤブ蚊につきまとわれる。
花も少なく、汗びっしょりになってひたすら歩く。
途中、ジュワ~ン、ジュワ~ン、ジュワ~ンと鳴くハルゼミの一種と
思われる蝉の声が、ニイニイゼミに混じって賑やかだった。
普通、ハルゼミは五月頃の蝉である。
この時期に聞くのは初めてだった。
とても臆病で、足音にすぐ反応してジュワンと鳴いて飛び去る。
いったい、どんな蝉なのだろうか・・・。
やっと、その正体を見つけた。
ミヤマハルゼミないしヒメハルゼミと言われる早稲種の蝉ではない
かと思われる。
遠慮がちに抑揚もなく鳴くのだが、合唱がピークに達するといかに
も蝉時雨というように大音量になる。
見れば、ヒグラシよりも一回り小さな蝉である。
胸が白く化粧しているかのようである。
それが雄らしい。
仁田峠で、雲仙ハルゼミを五月に聞いたことがあるが、何とも不思
議だった。
ヒメハルゼミですかねえ・・・。
懐かしいのは、靖国神社のミンミンゼミである。
ミ~ンミンミンミ~~という、ドラマのために作った下手な蝉の声か
と思っていたら本物だったという驚きがあったのである。
さて、土曜日だというのに、忙しい一日だった。
「ビジネス学総論」講義、早稲田の大学院申し込みのお手伝い、就
職試験指導・・・。
結局、自分の仕込み仕事はできずじまいだった。
長谷川慶太郎の「平和ぼけした日本人のための戦争論」、田母
俊雄の「戦争大学」をAmazonで注文したら、夜に配達された。
軍事学、軍事経済学、軍事マネジメント、軍事時事情勢についても
勉強しなければならない。
もう一冊は、長谷川慶太郎のウォーキング長寿論である。
ジョギング長寿論を唱えたいところだが、まずはウォーキングでも
よかろう。
歩くこと、走ることは、生涯スポーツの柱というべきである。
体育も、遍路3時間コースで歩かせるとよい。
職場は、小走り通勤を推奨して、シャワールームを備えることだ。
我が輩は、給湯室の流しで頭を水冷するしかない。
職場の福祉はこれが精一杯というお粗末である。
社員の健康は企業の資産であるはずだ。
徒歩1時間、ジョギング30分を目安とする走歩通勤を推奨するとよ
いと思うのである。
自転車は車道に戻し、専用レーンを整備するとよい。
都市部はウォーキングやジョギングに適した歩道を整備し、田舎は
ウォーキングロードと読書スペースやコミュニティースペースを設けた
温泉施設を観光の目玉とすることだ。
健康運動としての歩く・走るマーケットは国策として開発するべき成
長分野であると考える。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
幸福実現党応援隊・ 梅士党