台風の すっぽ抜けたる 雨上がり
梅士 Baishi
猛烈台風８号上陸の予報にみんな大喜びした。
学校が休校になったからである。
しかし、自分は暴風雨の中を走れると思ってわくわく
していた。
中洲流と力作千代流の飾り山笠は、昨日撤去された。
すごい台風が来ると、みんな楽しみにしていたのであ
る。
ところが、朝が明けても雨もなく、そよとしている。
期待の暴風雨どころか、日射しまで平日であった。
また、台風がすっぽ抜けた。
休校で、ある意味気を遣わないですんだが、つまんな
いねえ。
阿蘇山がパチンコの釘みたいに台風を筑紫に上げるか
島津に下げるかしてるんだろうなあ・・・。
帰り道、おいさ、おいさと景気のよい流舁きに遭遇し
た。
東流れの舁き山が遂に走ったのだった。
台風の龍神はどうしたんだろうねえ・・・。
【 左翼世代にしみ込んだ左翼感覚 】
元銀行マンで信頼している先生がいる。
九大経済学部卒、退職してからは大学院も卒業してい
る。
九大といえば、共産主義の拠点大学だったし、そこの
経済学部はマルクス経済学しかないと言う大学だった。
今でも、師弟関係はマルクス経済学で、はは～となる
関係である。
しかし、氏は、バンカーの経験があり、融資先に出向
して経営にも関わったエリートだった。
それで、経営学関係を委託している。
ドラッカーの経営学を基本に講義をお願いしていた。
ところが、ドラッカーは読んだことがないと言う。
学生には、ドラッカーなんて読んでも役に立たないと
言っているらしい。
授業参観していた時に、「景気が上向いて利上げにな
ると、国債の利払いがかさんでさらに財政がひっ迫する
ことになるんですよ。だから、日本の財政赤字は早く解
消しなければならないんです。それなのに、公共投資な
んてやっちゃあいけないんです。政府は全く経済が分か
っていない」とおっしゃった。
授業参観と言っても口を出す。
学生にはディスカッションしながら授業を受けなさい
と指導しているから、その誘い水という趣旨もある。
「それは違うんじゃあないでしょうか。産業を育てる
ためにも、公共投資はしなければならないんです。財政
赤字だからこそ、借金してでも先行投資する意味があり
ます。問題は、別のところに無駄遣いが多いということ
ではないですか」。
講義にはがっかりした。
利払いが増えるというが、国民に払い戻す金である。
外国に支払うのとはわけが違う。
やっぱり、左翼思想という自覚がなくても左翼なんだ
という観察結果だった。
リスクを背負って投資するという市場主義経済が飲み
込めないらしい。
学生を左翼感覚に染めるわけにはゆかない。
６０年安保世代は使えないとつくづく思ったことであ
る。
国家社会主義の世代、左翼世代は６０年安保、７０年
安保世代には社会主義の感性が浸みこんでいるらしい。
ベビーブーマー世代が左翼思想で禍している面がある。
その方面の方には、早めにあり得ないというあの世に
旅立っていただきたいものである。
しからば、巨額の公務員共済年金も防衛費に回すこと
ができるではないか。
相続税も上がることである。
駆け込み相続を急ぐことだ。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
幸福実現党応援隊・ 梅士党
