毎朝更新の携帯ブログ

全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
福地脩悦の毎日更新の携帯ブログです。

使用エネルギーを半分に出来ます…北斗市

2007年01月13日 13時51分08秒 | Weblog
現在、排出している炭酸ガス(CO2)の量をマイナス6%にしようと運動が行われおります。しかし、マイナス6%どころか2%増えて8%になっていると言います。京都議定書に基づくとなれば8+6=14%の削減を強いられる事になり、相当な覚悟が必要となります。
ところが現在の住民が不便な思いや暑い、寒い、不快だなどとのストレスを感じても省エネを実践するなど、先ず在り得ないだろうと思われます。誰もあまり考えずに、自然に省エネになるような仕組みが必要なのです。

40年前のエネルギー使用量が現在の半分程度だったと言われております。
当時の工業生産や生活民生で使用するエネルギーが少なかったからだと思いますが、現在の発展途上の国々と同じレベルであったのだと思われます。
エアコンが無いため寝苦しい夜が普通でした。寒くて布団に息のかかったところが朝になって凍るくらい寒かったのですが、布団をたくさん被せて夜を過ごしました。現在、このような生活を日本国民に強いる事など絶対に出来なくなりました。暴動が起きます…

冷暖房でストレスを受ける事無くエネルギーを半分にするには、快適な居住空間を半分以下のエネルギーで維持出来るための家の性能が求められます。家の性能とは熱損失係数、日射取得、日射遮蔽などと冷暖房機器の効率がフィットしている事です。
ファースの家は暖房費が70%削減、冷房費は50%削減が出来ます。
ファースの家でなくともエアコンのエネルギー消費効率(COP)を2倍のものに取り替えると「使用」エネルギーが半分になるのです。

自動車にしても8k/L燃費から16k/L燃費のエンジンをつけたものに取り替えと「使用」エネルギーが半分になります。
この「使用」エネルギーと記載したのは、エアコンや自動車など、半分以下の省エネタイプに取り替えるためにエネルギーを使用するからです。厳密に言えば50%の省エネを図るのであれば「使用」エネルギーが60%削減に機能、性能が必要です。
ファースの家はまさに冷暖房の平均で60%を超える削減をはかっています。

写真は松下電器のエアコンパンフレットを接写したものですが、エネルギー消費効率6.22とありますが安売りエアコンに見られる、同じタイプでエネルギー消費効率2.66の約60%省エネを果たしたエアコンである事を判断できます。
このエネルギー消費効率はそのまま電気料金に反映されますので、エアコンを買う時は価格でみるのでなく、エネルギー消費効率で判断するのが賢明です。
今日の北斗市はこの冬、一番の大雪に見舞われております。
これから実験ブースで試験を行います…もう明日は日曜日…月曜日は南国四国に…
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「いじめ」にも様々に異なる背景と状況がある…北斗市

2007年01月12日 18時37分17秒 | Weblog
一昨日の川口順子(より子)参議院議員との懇談でも話題になりましたので、今日もいじめ問題を記述します。この「いじめ」は学校だけで起きている訳でありません。
会社内でのセクハラ、意地悪しごき、差別待遇など、家庭での親による幼児虐待、中には亭主を虐待する?なども…また、業界での企業いじめも…

「いじめ」とは何処がその「いじめ」の基準なのかが特定できないと思うのです。
誰から見ても暴力的な行動、言動での「いじめ」は言語道断ですが、そのように誰でも解る「いじめ」と、普通に接していると思っているにも関わらず、相手がとても傷ついた言う事もあります。対象者がいじめと感ずる心情的な環境が大きく作用し、このような場合も対象者は「いじめ」を受けたと相手を強く非難する事でしょう。
学校で起きた場合、その事でその両親に対して抗議に行ったり、登校停止にでもなったらたまりません。学校における「いじめ」問題はとても根深い状況を潜在しているのです。
教育とは「教え育てる」事です。学校は教える、家庭は育てると言う基本概念から考えると、学校教育と家庭教育の連携こそに課題克服のヒントが潜在しているように思われます。

企業内でのいじめも潜在していると言います。業績優先で社員にストレスを与え、社員には「いじめ」と感じさせる場合もあります。女性らしくもっと優しい笑顔をつくりなさいと朝礼で訓示したところ、セクハラだと逆指導をされたり…
企業内「いじめ」も千差万別で、案件ごとに状況を把握して対処するしかないようです。

業界内の「いじめ」も深刻な問題を抱えています。利権が絡むと利益を共にする企業が連帯して、利益に反する企業を業界から締め出す行動が実際に発生しています。
反社会的な企業の締め出しは当然ですが、社会貢献度の大きい改革企業は業界利益に反するとして「いじめ」によって締め出される場合があるのです。

我々、ファース本部も、住宅産業の改革を唱えて活動していますと様々な業界いじめに合っていますが、多くの建主さんと言う力強い味方がおり、あまり感じないのです。
ただ鈍感だけなのかな…
写真は一昨日に撮った赤坂プリンスホテルで、川口より子議員との懇談の後に、関係者全員との記念写真です。
今日は終日社内におり大阪からのお客さま、建材メーカーさん、地方議員さんなどの来客対応でした。寒さもまさに本格的となりましたが当方は風邪をひく気配もありませんよ。
社内でじっとしていたら当然かも…
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設計事務所とのコラボレーションを思考する…東京~函館~北斗市

2007年01月11日 22時52分04秒 | Weblog
家を新築する際には必ず設計企画を先ず行ないますが、この仕事を建主さん以外の方、誰が行っても既にお金がかかっているのです。
工務店が設計代金は無料にしますと言うところがありますが、見積書に記載しないだけの事なのです。工務店は基本的に無料で仕事をする事ではなく回りまわって必ずエンドユーザーさんからお金を戴いているのです。

設計業務は紙に絵や数値を描いただけなので、物づくりを行って生計を立てている工務店がこの時点でお金を請求する事に抵抗を感ずるものなのです。しかし、その工務店の業務に携わる全員が報酬を得てる訳ですから、どこからもお金を戴かないのでは生活が成立いたしません。無料宣言はいささか歯切れの悪いトークなのです。

設計の仕事には先ず、法的な規制を遵守した内容で規模や形状、間取りなどが企画され、さらに意匠や構造などが吟味されてます。その仕様が書類に書き込まれてゆく事になります。この段階で専門的な知識と見識を伴い意匠などにおいては、建主さんの感性を掴み取れる包容力、寛容性、更に周辺環境にフィットした感性を持ち合わせている必要があります。この企画設計と言うジャンルを専門で行っている方々が設計事務所なのです。

エンドユーザーさんも第三者的な立場で客観的な視点で管理を行う設計事務所が存在する事で、安心して工事の進行を見守る事が出来ると思います。ところが国内では設計事務所が関わって一般住宅を新築する慣わしや意識が、充分に行き渡っておりません。
設計事務所はが行うと確実に目に見える形で設計料金が表記されます。この設計料金が工務店に直接依頼すれば割愛できると思っているのかも知れません。

一般の工務店は設計、積算、現場監督など言うように、多くのスタッフを抱えて居る訳でありません。
設計事務所と連携出来れば施工工務店の設計担当者は、設計事務所の作った仕様を忠実に現場に反映させる業務に専念する事が出来ます。勿論、工務店が自ら設計部門を充実させているところもありますが工務店は、そのために管理と維持費用を負担しているのです。
ハウスメーカーも含め、設計が無料と言う事にでなく、誰が行っても費用が伴っていると言う現実があります。それであれば最初から企画設計の専門職である設計事務所さんとのコラボレーションでの家づくりを思考すべきでしょう。

写真は今日11日、弊社東京事務所を訪問して戴いた、埼玉県和光市で建築設計事務所である米村アーキテクススタジオを主宰して、ファース物件を多く手掛けられている建築家の米村和夫さんと米村ふみ子さんご夫妻です。
今日は久々に今後のコラボレーションのあり方について意見交換を行いました。
暖かい東京から雪の北海道…外はしんしんと雪が…
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家族と一緒に食卓を囲める時間が…北斗市~函館~東京

2007年01月10日 20時55分13秒 | Weblog
エリート官僚から環境大臣、外務大臣を歴任した川口より子参議院議員は、テレビなどでみると少しクールな雰囲気を感じます。
今日、その川口議員と懇談する機会に恵まれましたが、とてもほのぼのとした温かさを感ずるお人柄でした。
今日の懇談は、朝日新聞関連の広告社が行う「ファース全国大会in山形」を広報する記事掲載のため「環境問題と家と人」を主なテーマで、川口より子議員との意見交換でした。

官僚時代に環境担当の初代審議官を務められ「京都議定書」の策定などに活躍され、その功績を評価されて環境大臣に就任された環境問題の第一人者でもあります。
私は国会議員や関連省庁の役人さんと何度も懇談する機会はありましたが、川口議員のような環境関連に特化した見識を持つ先生と意見交換をした機会がありませんでした。
このブログで何度も指摘して参りましたが、我々の住む地球の自然環境は、その我々の傲慢な自然破壊によって既に末期的な状況にあります。放置したままだと自然を破壊している当事者の我々は、その大自然による温暖化現象などで復讐を受ける事になる事でしょう。

このような地球環境をどのように改善して行けばいいのか…いつしか高度成長の陰で都心の隅田川が悪臭の立ち込めるドブ川と化した時期がありました。しかし、心ある官僚と政治家が決起し、様々なバッシングを受けながらも泥水廃棄規制法などの法律をつくり、工場や家庭からの排水は完全浄化したもの以外を出せなくなりました。
ご承知のように今は隅田川で魚を釣る事も出来るのです。
我々人間のしでかした不始末は、我々人間の知恵や工夫で解決しなければなりません。

現在の状況は河川汚染のスケールの何千万倍もの規模である、地球そのものを救済しなければなりません。
幸い国会には川口議員のような環境問題を自分自身の事のように真正面から真剣に取り組む先生が存在致します。産業排出CO2の削減と、家庭から排出されるCO2削減を直ぐに実効ある施策を構じなければなりません。
家の性能を向上させ、冷暖房の省エネを促進させると同時に、30年寿命の日本の家づくりの現状を打開する施策も必要です。
川口議員は、すでにそのような家づくりを実践している我々ファースグループの存在も承知戴いておりました。
先ず、ハードを確立し、次にソフトをと…

家と人の関わりについても意見交換を行いましたが、元エリート官僚の川口議員の言葉が今日ブログテーマ「家族と一緒に食卓を囲める時間が」です。
どんなに時間が厳しくとも、朝食の食卓を家族で囲み談笑しながら家族の融和を図ってきたと言います。
ファース本部が掲げる「家は人をつくる」を実践されて来たんですね…
写真は川口より子議員と撮りました。これから以後も時々情報交換を行う事となりました。
川口議員をファースグループ一同でも支援して参りましょう。
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企業倫理を考え、倫理とは何かを問う…北斗市

2007年01月09日 18時38分54秒 | Weblog
国語辞典で「倫理」を調べたら【人として守り行うべき道であり、善悪・正邪の判断において普遍的な規準となるもの】と記述されておりました。
昨今、上場企業による粉飾決算の不祥事がマスコミを賑わしております。
昔の粉飾決算とは脱税をするために企業の利益を少なく見せる操作したのですが…
最近の粉飾は利益を多く見せて株価を吊り上げ、時価総額を増やす事にありそうです。

昔の粉飾の方が解り易くて可愛かったのかもしれません。
脱税行為で僅かな納税を逃れるより、時価総額資産を増やす方がはるかに効率的だと言います。この行為は詐欺的行為で、投資家を欺く卑怯な犯罪であり、企業の倫理観が大きく問われます。

企業倫理と言ってもその企業を形成しているのが人々の集団なのです。その人、一人ひとりの倫理観が企業倫理に大きな影響を与えているものと思われます。
自分を中心に地球が回っているのではないかと勘違いをしておられる人々も存在します。
私達は多くの人々の支えで生活が成り立っております。
視点を変えて一人の生活を観ても、食べ物が口に入るまで農家や農機具業者、加工業者、運送業者、販売店などと数え切れない多くの人々が関わっているのです。
衣類も綿、絹、化繊、羊毛などを糸にしてから編み上げ、縫製をして店舗に並びます。

我々の住まい空間も地盤調査、設計業者などから始まって基礎、左官、建具、内装などと数えますと数十以上もの専門業者で家づくりが行われます。ここに関わる人々の倫理観が乏しければ、出来上がる衣食住すべての出来栄えに大きく影響を与える事でしょう。
特に我々のような企業経営者は多くの社員や協力業者さんに支えられている事を常に意識している事が必要だと思うのです。

我々、工務店経営者が頭を低くするのは建主さん唯ひとり…多くの社員さん、協力業者さん、納材業者さん、関連メーカーさんなどが、社長、社長と低頭してくる事が当たり前となり、いつしか裸の王様的な存在になっている事に気付かないのです。
経営者だけでなく、普通の人々も常に自分を客観的に観る事が出来る事で倫理観が向上するものと思うのですが…
倫理とは自分自身の存在のために是非とも必要な行動だと私は思います。

写真は今日9日、吹雪の中を弊社の本社を訪れて戴いた社団法人 倫理研究所、函館市倫理法人会、会長の伊藤勇一さんと撮りました。
伊藤さんの名刺には「企業に倫理を!職場に心を!」と印刷されておりました。
企業に倫理!職場に心!!!自分自身を再確認です。
伊藤さんも工務店の社長さんですがボランティアで法人会の仕事をこなす行動に頭が下がります。本当に感謝です。
さて明日は今年初めての出張で吹雪の北海道から東京に移動…
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成人式のあるべき姿とは…函館~北斗市

2007年01月08日 18時09分21秒 | Weblog
今日、昨日と各地で成人式が開催されており、毎年の事ながら成人式での乱闘がニュースになっております。
今年は何と言っても北海道夕張市の予算1万円成人式が話題になりました。
破綻状態の市の財政で今年の成人式の開催予算が0円で昨年の繰越金の1万円が提示予算だったそうです。
そこで対象者の成人を迎える若者達が集い、相談をしながら「手づくり成人式」を企画したそうです。
会場は市役所から無料で借りて、設営費、看板や広報費などの費用を捻出するため、若者たちがホテルや商店など企業を訪問し、浄財の申し入れを行うなどの活動を行ったそうです。

このような直向きな姿勢が評価されない訳はありません。20万円程度の目標に対して240万円もの浄財が集り念願を実現させる事が出来たと言います。そして残った浄財は来年に繰り越すのだそうです。
当事者の若者達も、我々の大人達もこの夕張式成人式から多くの教訓を得たのです。
成人式の多くは自治体の教育委員会が主催して段取りし、成人式に参加する若者が参集する場所をお膳立て致します。出来上がった会場に入り、主催者挨拶や来賓と呼ばれる方々の型どおりの祝辞を聞かなければなりません。

その主催者や来賓と呼ばれる方々の多くが選挙で選ばれる方々です。新しく投票権も持つ事になる成人の方々にアピールするのは絶好のチャンスか…ついつい演説調になり成人当事者の若者の心に染みるスピーチ内容には程遠いものなりがちです。大人になる儀式を「心に残る成人式」…彼らは最初からスピーチなどを聞くつもりなどはなく「成人式に行った!」と言う人生の節目をつけるためのようです。

ゼロからの創造…
夕張式成人式がこれからの成人式のあるべき姿だと思われます。
自分達が大人になるための神聖な儀式となるような成人式を自分達の手で作り上げよう。
人からお膳立てをして貰う事が出来ないなら、自分達でつくりあげよう…ゼロからの創造です。

彼らは企業を訪問して浄財集めを致しましたが、必ずしも訪問した全部の企業から歓待された訳ではないでしょう。
刺々しい言葉を浴びせる方もいたかも知れません。しかし、多くの方々の温かい真心に触れる事も出来たはずです。
彼らはこのゼロから出発した「手づくり成人式」で何処からも得難い大きな財産を作られました。
夕張式「1万円成人式」は全国成人式の開催手法そのものを見直す機会にすべきでしょう。

写真は函館八幡宮、多くの振袖姿の成人娘がお参りする姿がありました。
昨日の大荒れの天気と異なり、今日8日はとても穏やか一日となりました。
明日からいよいよ今年の本格的な仕事の開始を…
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電磁波の問題を客観的に検証しよう…北斗市

2007年01月06日 16時51分12秒 | Weblog
ネットで「電磁波」のキーワードで検索しますと膨大な量の情報が飛び交っています。
ネット上の情報ではオール電化に身近なIHクッキングヒーターなどの電磁波が、身体に悪い影響を与えるものと言う内容が多いようです。そこで客観的な立場にある世界保健機関(WHO)の国際電磁界プロジェクトが発表しているホームページから最新の見解をご紹介いたします。

【論文の始まり】
日常生活環境に存在する低密度のRF電磁界(無線周波電磁界)曝露(身体に浴びる事)によって生じる様々な影響が報告されています。
その影響は他の研究者が調べても報告どおりの結果が再現されることもなく、その報告が健康に如何なる影響をもたらすか不明であるにもかかわらず、発ガンのリスク上昇という観点から重要な関心を集めています。
しかし、現在の科学的根拠から、RF電磁界の曝露によって発ガンを誘発したりガンを助長する事など在り得ないと結んでいます。
また、動物を用いたガン研究では、ガンの発生率を増加させるという確たる証拠はありません。しかし、無線基地アンテナの近く(0.65 m)から、移動通信に用いられるRF電磁界の曝露を受けたという設定条件で行った最近の研究では、遺伝子組み替えを行ったマウスのがん発生率が増加することが分かりました。
このような結果がヒトでも起こるかどうか近い将来研究を行うことになるでしょう。

多くの人の健康に関する疫学研究が、RF電磁界曝露と発ガンの過剰リスクとの関連性に着目して実施されてきました。
今日に至るまで、これらの疫学研究では、リスクを適切に評価するに足るだけの情報は得られていません。
その理由として「RF電磁界による過去の被爆評価や被爆者の同定を含む、研究計画、実施方法、解釈の違いがあると思われる」としております。
更に携帯電話など種々の電気機器の一般的使用が、他の電気機器に電磁障害を起こす事があります。ですから携帯電話の使用、とりわけ病院内の集中治療室で用いられる敏感な医用電気機器の周囲での使用に対する注意が必要です。
めったには起こりませんが、携帯電話は心臓のペースメーカーや補聴器などの医療機器に障害をもたらすこともあります。これらの医療機器を使用しているヒトは医者に相談して、使用している機器の安全性を調べるべきです。
【ここまでが論文の一部】

この論文は膨大な量となっており、関心の要するほんの一部分を抜粋して紹介を致しました。
多くの意見のある中、電磁波全てが有害だとする意見だけは確実に否定できると思います。
疑心暗鬼になっておられる皆さんも「世界保健機関(WHO)の国際電磁界プロジェクト」で検索し、そのホームページでご覧ください。

写真はマレーシアの仏教寺院、極楽寺で、このイルミネーションのご覧ください。この電球から発する膨大な電磁波に包まれていそうな気がしますが、被害を訴える人は皆無だそうです。
ちなみのこの写真は現地を訪問したのでなくカレンダーの写真を写したものです。

穏やかな正月でしたが、そろそろ冬将軍がやってきます。
気温が高いので先ず雨が降り、そのあとに雨返しと言われる猛吹雪がやってきます。
今日6日夕方になり風が強くなり私の執務室の窓ガラスに細かい雨のが当たり始め、函館山の姿が次第に薄らいできたようです。
今日からせっかくの連休ですが大雨か吹雪かな…
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愛情だけでも子供は育つ…北斗市

2007年01月05日 20時32分00秒 | Weblog
年末年始はのんびりとテレビを見る時間がありましたが、自然の中で生き抜く動物達の姿がとても印象的でした。
熊の母子、狼の親子の物語などを記録映画で見ました。
動物の親子の愛情は、生き抜くためと子孫存続のための本能的生態であると感じました。
理性の持ち合わせていない動物の親は、本能の愛情で子を包み、子はその親の愛情を傘にして生きる術を学ぶのでしょう。昨今、子供を殺めるなどの報道が見につきますが、人間だけが持つと言われる理性が狂ってしまったと言う事なのでしょうか。

一方、年末年始を其々の故郷で過ごすために、子供を伴って帰省する家族がたくさんおります。
お祖父さんやお祖母さんのいる実家に向かう子供連れの夫婦がいます。
そして休暇を終えて都会に帰って行く子供連れの夫婦…この家族の姿が極めて自然であって、ニュースに出てくるような痛ましい家族などは極々一握りでしかないのでしょう。
この悲しいニュースをおどおどしい構成で報道するのは止めて戴きたいものです。
嫌ならチャンネルを回せば良いのですが回しても回しても同じニュースに閉口します。

我々人間は理性がその行動を自省していると言います。
お腹が空いた時に目の前にどんなご馳走があっても、それが人様のものだったら食べても良いと言われるまで我慢し続けるでしょう。訓練された動物以外は何の抵抗もなくこのご馳走を食べてしまいます。
今日のニュースで女性に無視され、その女性に注目を浴びるため、下半身を露出して逮捕された公務員がいます。
コンプライアンスなどと言う事は人間にしか通用しない言葉なのかも知れません。しかし、本能のままに生きる人間以外の動物から我々人間は多くの事を学ぶ必要もありそうです。

年末の羽田空港で、旅立つ息子と母親が二年間、連絡を取り合わない約束をしたとする内容の話を紹介致しました。
子供を愛すればこそ自立を促す母の愛情の表れなのですね。
子育てはお金を与える事でも、物を与える事でも成立致しません。しっかりとした愛情があればこそ、子供は立派に育つものなのでしょう。

写真は現在、ファースの家を新築中の鈴木さんご一家ですが工事の進捗状況を確認するためにファース本部のハウジング事業部を訪れて戴きました。前の真ん中がご主人の鈴木修二さん、向かって右が長男の翔大(しょうた)君、左が長女の悠夏(ゆうか)ちゃん、後ろが奥様の美奈子さんです。
この春先にファースの家が完成いたしますが、子供達の健康を気遣う鈴木さんご夫妻のお子様にかける愛情がまた自然で美しいものがあります。
ファースの家はこの鈴木さんご家族を生涯かけて護って行く事になるのでしょう。
ファースの家
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一年の計は元旦にある…北斗市

2007年01月04日 20時53分36秒 | Weblog
平成19年は大事件も大嵐もなく、とても穏やかな年明けでした。
皆さんも良い年を迎えられた事と思います。
「一年の計は元旦にあり」とも言いますが、この年に行うべき事を年頭に打ち立てよ、と言う事なのでしょう。何事も先ず目標を立ててからそれを念ずる事からが始まりです。
念ずる事が行動へと移行しつつ年末にはその目標を何処まで成し遂げたかを確認する事になるのでしょう。何となく正月を過ごした方も多いと思うのですが、何となく正月を過ごせば何となくその一年が過ぎて行き、ただ単に一歳の年を重ねるだけに過ぎません。

今年の成し遂げる目標をしっかりと自分の胸中に掲げてこの一年をスタートするのです。
そして時々、その掲げた目標を確認しなければなりません。掲げた目標を何処まで近づいているのか、或いは横道にそれていないだろうか、などを確認する必要があります。
時には横道に逸れて結果良しと言う場合もありますが、とにかく確認が不可欠なのです。
目の前を通り過ぎて行く人をただ漠然と見ているのではないでしょうか…
その人の服装、持ち物、目線などからその人の目指す方向などを伺い知る事がおぼろげながら出来るようになります。

このような視点で、社会問題、環境問題、政治問題、経済問題などを見ますとおよそ、その先が見えてくるものです。与えられる情報を様々な方向から分析してみると明日、明後日、そして近い将来、遠い将来が少しずつ解かって来るのです。
特に自分の培った専門分野を客観的な視点、視野でみれば将来の大まかな状況がが自然と見えてくるのでは…

私は約30年前から日本の家づくりの抜本的な見直しの必要性を訴えてきました。
日本特有の気候風土にフィットしない、あまりにも短絡的な日本の家づくりの在り方に危惧を感じながらもどうする事も出来なくて、仕方なくコツコツと自分でそのための研究を行って参りました。
奇人変人と言われて誰にも相手にされない時代もありました。
住宅システムの研究には時間がかかります。ひとつの企画を立てて実験に入っても最低ひとシーズンを過ぎなければ情報を入手出来ないのです。
一年一年の目標を確認しながらやっと此処まで辿り着きました。

時間の目標達成が一年の目標達成となり、その大計が人生の目標達成となるのでしょう。
先ず目標、次に念ずる事で自分を奮い立たせ、一年を実りあるもの年に仕上げるのです。
写真は先ほど1月4日午後8時16分に撮った北斗市の晴れ上がった夜空に浮かぶ満月に近い月の姿です。
この月も地球上の人々の営みを見守り続けているのでしょうか…
今年も皆様方にとって、より良い年である事を念じます。
皆様の幸せづくりに少しでもお役に立つ事を念じながら今年もブログを綴って参ります。
ファースの家
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