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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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電磁波の問題を客観的に検証しよう…北斗市

2007年01月06日 16時51分12秒 | Weblog
ネットで「電磁波」のキーワードで検索しますと膨大な量の情報が飛び交っています。
ネット上の情報ではオール電化に身近なIHクッキングヒーターなどの電磁波が、身体に悪い影響を与えるものと言う内容が多いようです。そこで客観的な立場にある世界保健機関(WHO)の国際電磁界プロジェクトが発表しているホームページから最新の見解をご紹介いたします。

【論文の始まり】
日常生活環境に存在する低密度のRF電磁界(無線周波電磁界)曝露(身体に浴びる事)によって生じる様々な影響が報告されています。
その影響は他の研究者が調べても報告どおりの結果が再現されることもなく、その報告が健康に如何なる影響をもたらすか不明であるにもかかわらず、発ガンのリスク上昇という観点から重要な関心を集めています。
しかし、現在の科学的根拠から、RF電磁界の曝露によって発ガンを誘発したりガンを助長する事など在り得ないと結んでいます。
また、動物を用いたガン研究では、ガンの発生率を増加させるという確たる証拠はありません。しかし、無線基地アンテナの近く(0.65 m)から、移動通信に用いられるRF電磁界の曝露を受けたという設定条件で行った最近の研究では、遺伝子組み替えを行ったマウスのがん発生率が増加することが分かりました。
このような結果がヒトでも起こるかどうか近い将来研究を行うことになるでしょう。

多くの人の健康に関する疫学研究が、RF電磁界曝露と発ガンの過剰リスクとの関連性に着目して実施されてきました。
今日に至るまで、これらの疫学研究では、リスクを適切に評価するに足るだけの情報は得られていません。
その理由として「RF電磁界による過去の被爆評価や被爆者の同定を含む、研究計画、実施方法、解釈の違いがあると思われる」としております。
更に携帯電話など種々の電気機器の一般的使用が、他の電気機器に電磁障害を起こす事があります。ですから携帯電話の使用、とりわけ病院内の集中治療室で用いられる敏感な医用電気機器の周囲での使用に対する注意が必要です。
めったには起こりませんが、携帯電話は心臓のペースメーカーや補聴器などの医療機器に障害をもたらすこともあります。これらの医療機器を使用しているヒトは医者に相談して、使用している機器の安全性を調べるべきです。
【ここまでが論文の一部】

この論文は膨大な量となっており、関心の要するほんの一部分を抜粋して紹介を致しました。
多くの意見のある中、電磁波全てが有害だとする意見だけは確実に否定できると思います。
疑心暗鬼になっておられる皆さんも「世界保健機関(WHO)の国際電磁界プロジェクト」で検索し、そのホームページでご覧ください。

写真はマレーシアの仏教寺院、極楽寺で、このイルミネーションのご覧ください。この電球から発する膨大な電磁波に包まれていそうな気がしますが、被害を訴える人は皆無だそうです。
ちなみのこの写真は現地を訪問したのでなくカレンダーの写真を写したものです。

穏やかな正月でしたが、そろそろ冬将軍がやってきます。
気温が高いので先ず雨が降り、そのあとに雨返しと言われる猛吹雪がやってきます。
今日6日夕方になり風が強くなり私の執務室の窓ガラスに細かい雨のが当たり始め、函館山の姿が次第に薄らいできたようです。
今日からせっかくの連休ですが大雨か吹雪かな…
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